あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

心おだやかな老い(おい)

2010-11-15 06:45:16 | 日記
昨日は阿波で「福祉まつり」が行われた。

お年寄りたち50人が集まった。
そして、講演が行われる。

講師は山本園栄先生。
阿波出身の看護師さん。
有名な病院の部長さんである。

演題は「心おだやかな老い」
おいおい、年寄りが望んでいるもの。
しかし、なかなか望めないもの。

自分の得意を活かしなさい。
私はこのとおり口が立つ。
「口から生まれてきた」と病院でも言われる。
なかなか面白い。

そして、遺言書を書きなさいという。
いつ死んでもいいように。
はっきり、誤解のないようにしゃべられる。

これで、落ち着く。
おだやかに生きられると。

自分は延命処置はいらないと書いている。
看護師さんの言っていることで真実味がある。

人の思いは変わる。
変わったら書き直せばいい。
早く、遺言書を書きなさいと。
なるほど。

死を見つめることは生をみつめること。
死の準備をすることは今を良く生きること。
心おだやかに生きるのは人には頼れない。
自分しか出来ないと、はっきり言われる。
なるほど。

死を覚悟して生きる。
死から逃げないことがこころおだやかな老いとは・・・

阿波から出た人。
阿波のためにはっきり核心を言われる。
おせいじはない。
それが、本当のやさしさ。