「きもの」な毎日  北九州八幡・大道呉服店

「きもの」・・・こんなに素敵な民族衣装を持つ私たち日本人!一緒に「きもの」生活を楽しみましょう

京料理                      京都の旅③

2009-12-14 15:57:53 | 美味

観劇弁当(菱岩)・先斗町スナック(もと)・京料理(花咲)

南座での歌舞伎見物の幕間では仕出し専門「菱岩」のお弁当を頂きました。前のブログでも書きましたが、短い幕間にあわてて頂くのにはもったいないようなとっても凝った日本料理満載のお弁当です。悪くならないのなら、家に持ち帰ってゆっくり日本酒でも飲みながら(私は全く飲めないのですが)頂きたいお弁当です。

歌舞伎見物が済んだあとは、真っ直ぐホテルに帰らないで余韻を楽しもうと、京都のお店は一見さんは入れないところが多いので、前もって問屋さんに頼んで予約してもらっていた先斗町のスナック「もと」に行きました。

「もと」はお茶屋さんのおかあさんがお店の一階でしているスナックで、良い雰囲気でした。飲んでいると、今日お座敷デビューしたという初々しい16歳の舞妓さんがおかあさんに挨拶に来たり、そこの娘さんと言うとっても美しい芸子さんが顔を出したり、なんだか映画の世界に入ったような気分でした。ただ、やはり北九州に比べるとお値段は・・・・・ 高いですね。びっくりしました。

翌日のお昼は祇園の京料理「花咲」で頂きました。12時半の予約をしていたのですが、少し前にハイヤーで連れて行ってもらいました。

お茶屋さんの沢山ある通りなのですが、幸運な事に丁度「花咲」のある路地から可愛い舞妓さんが現れたのです。とっさに「写真を撮らせてください」とお願いすると「一枚だけなら・・」と言う返事で、記念写真を撮らせてもらいました。後で聞くと本当は舞妓さんは写真には写ってくれないらしいです。

102

091206_12470001

1時間半以上もかけて美味しいお食事を頂きました。


大徳寺・銀閣寺                              京都の旅②

2009-12-14 15:17:12 | 写真

16日は朝から観光案内を運転手さんがしてくれるハイヤーで京都市内観光をしました。

ホテルから銀閣寺に向かう途中には豪邸の立ち並ぶ界隈があり、野村証券の会長さんの三万坪の敷地があるという素晴らしいお屋敷、競馬の騎手、武豊さんのびっくりするような大豪邸の前を通り、歴史上の建造物を拝見する前に、先ず驚いてしまいました。

銀閣寺はやはり沢山の観光客でした。

本堂では池大雅や与謝蕪村の、書院では富岡鉄斎の、又弄清亭(香席)では奥田元宋の風雅な襖絵を拝見しました。

お庭の波型のお手入れをされているのを拝見したのですが、根気のいるお仕事で随分神経を使う大変な作業なのだとびっくりしました。

042

038

065 

大徳寺では幸運なことに本堂、唐門、庫裡(くり)、襖絵などが国の重要文化財となっている「黄梅院」が特別公開されていて、拝見しました。

「黄梅院」とは、お釈迦さまから代を重ねて忍十二代目、弘忍大満(ぐにんだいまん)禅師のゆかりの地である中国の黄梅県破頭山東禅師に由来し名付けられたそうです。

私は歴史にはあまり詳しくなく、難しいことは分からないのですが、一番興味があったのは「庫裡(くり)」でした。結局今のキッチンですが、昔の人々の台所仕事の様子が偲ばれ、どんなお料理が出来て、どんな味付けだったのだろう、と思いました。

096

099

紅葉にはもう少し遅かったのですが、ところどころ美しい葉っぱを見る事が出来ました。