「きもの」な毎日  北九州八幡・大道呉服店

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島原の結婚式

2009-12-22 01:19:11 | しきたり

島原の結婚式

私の実家のある長崎の南島原市で結婚式がありました。先日リングピローを作ってあげたお嬢さんの結婚式です。

私は出席したわけではありませんが、身内から着付けを頼まれて行って参りました。

300名ほどの沢山の出席者があり、とても温かな披露宴だったそうです。

私の姪の友人なのですが、姪も子供を連れて東京から、又フィンランドに嫁いでいるお友達も御主人、子供さん共々遠方からの出席でした。

引き出物に昔ながらの懐かしい練り物(蒲鉾)類が沢山入っていて、最近では珍しかったので写真をアップしてみます。

Photo

如何です?お目出度尽くしでしょう?

普通の赤の蒲鉾に鯛の形、寿と書いた扇の形、桜の形の蒲鉾、それから金銀の袋に入ったソーセージ、「祝」の文字のついたお饅頭、やはり「寿」と書いた金銀の袋入りの洋菓子、ピンクのゼリー、紅白リボン付きのとりもも肉の唐揚げ、なぜか金のシールにweddigと書いた「しその実わかめ」、極め付きは金銀水引付きの熨斗でした。

それはほんの一部で、鯛の柄のついた立派な器(これがメインの引き出物だと思います)、大きなバウムクーヘン(年輪を表し、めでたいと言う事で)、折に入ったお赤飯・・・・・、

Photo_2

これに子供連れで言った出席者には、それぞれの性別・年齢に合ったお土産・・・・・

「おめでたい」と言う事が前面に出て、嬉しいから、良いことだから皆様にお裾分けを、という気持ちがよく出ていて、その引き出物を拝見しただけでも心が温まりました。