「きもの」な毎日  北九州八幡・大道呉服店

「きもの」・・・こんなに素敵な民族衣装を持つ私たち日本人!一緒に「きもの」生活を楽しみましょう

京都水無月の旅 その3

2012-07-08 17:32:05 | お出かけ

高瀬川源流庭苑絵巻

京の人々に古くから親しまれ愛されてきた高瀬川の流れは、豪商 角倉了以 の別邸跡を通り、木や町通りをくぐって再び姿を現わします。

おおよろ400年前の慶長16年、了以によって作られたこの庭苑はその後、明治の元勲 山縣有朋 の別邸「第二無粼庵」となり、第三代日本銀行総裁 川田小一郎の別邸、そして阿倍市太郎の所有をへて、現在は大岩邸として伝わり、私共が訪れた「がんこ二条苑 高瀬川源流庭園」となっています。

京焼きの「巖田雙楽」さんが、とにかくお庭が素晴らしいから一度行ってみたら?と言うことで予約して下さってましたので、巖田さん共々行って参りました。

お食事の後でお庭を散策(夜遅くでしたが・・・)したのですが、その広さ、その懲りよう、その手の掛け方、には正直びっくりでした。昔のお金持って本当にすごかったのですね。

246_018

246_019

246_020

246_021

246_022

246_023_2

246_024

246_025

246_026

246_027

246_032

246_034

246_035


京都水無月の旅 その2

2012-07-08 16:51:41 | お出かけ

ご主人がNHKにお勤めの友人のお陰で、会員制のホテルにお安く泊めて頂きました。五人が一緒に泊まれる、おしゃべりがメインの私たちにピッタリの素敵なお部屋でした。

京都駅からは地下鉄一本で行けて、駅から出るともうそこがホテルでした。

お部屋に荷物を置いて直ぐに 土と炎の詩人「河井寛次郎」記念館に向かいました。

作陶を初め、木彫・文章など華やかなものから又反面、建築・調度品や蒐集品などの素を尊んだ寛次郎の精神を感じる事のできる氏のお住まい、作品、陶房、登り窯、コレクションの全てが拝見出来るところで、お薦めです。五条坂鐘鋳町にあります。

246_014 写真はお住まいの裏手にある登り窯です。

その後、今回ご一緒した京都にお住まいの友人の子供の頃からのお友達で、京焼きの大家「雙楽窯」巖田雙楽氏の工房を訪ねました。

私は二度目ですが、他の友人たちは何度か訪れているようです。さりげなく山積みされた作品は手にとって良く拝見すると、素晴らしいのです。

私はこのカップ&ソーサーがとても気に行ったのですが、有田焼のようにも見えるいかにも京焼きと言える、お湯飲みやお鉢が素晴らしかったです。

246_016

私はこの二つを頂きました。小さなもので珍味入れにでも使わせて頂きましょうか?

Photo