循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

老いの手習い

2017年02月02日 14時44分53秒 | 徒然なるままに(日記)
2月2日(木)

 8日で私もいよいよ65歳を迎え、翌日銀行で年金相談会に出席する。
何やら国では70歳まで受給を伸ばせば、40%増額するとか宣伝し始めている。
 しかし今更伸ばしたところで、せこせこ働くことを考えると
鼻先にニンジンをぶら下げられた馬のようでいやな気分である。
43年間も元気で働いて来たという感慨もある。丈夫な体を母から
もらったことに感謝しなければならないと思う。
自分の亡父は68歳で逝去しているのだから、あと3年生きれば並ぶことになる。
いや、おそらく父を超すことは間違いないことだろうと思う。
何しろ亡父は車の事故で急逝し、義父は同じ年に同じく68歳で白血病を患って逝去した。
 お金を持っていようと、財産を持っていようと、美しい奥さんを持っていようと、
それは自分が生きていなければ何の価値もないことなのだとつくずく思うことである。

 そんな中ひょんなきっかけから、獅子踊りを私が躍るようになった。
マスターしたわけではないが、毎週水曜の夜は例会と称して仲間と一緒に踊りを踊るようになった。
 それはそれでまた、充実している時間だと感じている。どこの地域の芸能も、
後継者難という課題を背負っているのだ。レッドデータブックに記載される水準と言って過言ではない
この獅子踊りが消えゆく運命にあるとしても、最後まで見届けるのもまた私の縁というものかと思っている。


・ヒヨドリの交(さか)る姿や春立ちぬ

短歌 / 老い

2017年02月02日 14時10分52秒 | ETUDE
・屋根雪のずしりと重きスコップのひとかきごとに安心の顔

・年寄りもやるっきゃないよねやれること一人暮らしはそれでも気楽

・老い思う失うものと増えるもの物忘れとか愚痴の数々

・老人の心の中の井戸水は滾々と湧く思い出の湖(うみ)

・誰にでも尽きる日は来るその日までやり残したこと追加してゆく

高齢独居世帯屋根の雪下ろしボランティア活動初回

2017年02月02日 11時51分54秒 | 徒然なるままに(日記)
2月2日(木)雪 最高気温マイナス3℃

 朝9時30分~10:40まで「ふれあいボランティア会」会長と私の二人で、
高齢独居世帯の屋根の雪下ろし活動を実施。

 先日来の濡れ雪や雨が混ざって重たい雪でした。会長は現在76歳で、一昨年足を骨折しており、
余り無理をしてほしくないと思いつつも、二人だけなので結局屋根に上がりました。

                
 おばあちゃんが一人のお宅で、自分でできるところは自分で頑張って雪片づけをしていました。初めの話では、雪でガラス窓が割れそうとの話だったのですが、行ってみると窓ガラスよりも屋根雪
の方が多くて下ろす羽目に・・・。小一時間の活動で、汗ばんでしまいました。
 おばあさんには喜んでもらったので、それで満足です。
 今度の日曜日は、大きな二階家です。仲間が7~8名参加するので、助かります。
今年は管内での屋根の雪下ろし事故が多発し、
2名が屋根から落ちて死亡しています。安全確保が一番ですね。

 ・屋根雪のずしりと重きスコップのひとかきごとに安心の顔