循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

俳句 / 寒の戻り・寒緩む

2017年02月14日 06時56分59秒 | ETUDE
・葉牡丹やヒヨドリ朝のサラダかな

・今朝もまた妻を起こすや寒戻る

・はげ頭寒の戻りや亀になる

・寒緩む落ちる屋根雪音のして

・スコップに雪のべとつき寒緩む

・朝刊や自転車の丸き輪を残し

・寒風を受けて干し餅甘くなり

・濁酒(どぶろく)や寒の仕込みや明日を待つ

・厳寒や干し柿白き粉を噴いて


「民俗芸能」ということ

2017年02月14日 06時40分56秒 | 徒然なるままに(日記)
2月14日(火)朝方からの降雪 

 今朝のNHKラジオで、鶴岡市の「黒川能」が紹介されていた。
 2月1日から2日にかけて能舞台が開催されたという。500年間もの間
春日神社の氏子たちが受け継いできたというから、相当古い民俗芸能なのだ。

 今私の住む町会の「獅子踊り保存会」は継承者が少なくなって、風前の灯となりつつある。
今月の25日(日)に「獅子踊りフォーラム」が計画されているが、どれほど集まるのか皆目見当もつかない。

 黒川能を盛り上げる鶴岡市民の熱気が羨ましい。そしてそこに参加するお客様をもてなす試みも
参考になると思う。豆腐田楽風のものを、この2月の厳寒の季節を活かして作り、焼き上げて提供するという。
特定の人々たちだけで保存していこうというのにはすでに限界があるのかもしれない。
 もう一度生活者としての住民の手に民俗芸能を取り戻す努力が求められているのかもしれない。