循環無端~cycle endless~

土を耕し野菜を栽培する。栽培した野菜を発酵作用等で加工し、食す生活を夢見ています。

短歌 / 死ぬ前に

2017年02月20日 16時52分13秒 | ETUDE
・遺言を書くほど財産ありませぬ でも希望だけ言わせてほしい

・僕の骨十三海に蒔いたらね たった七日で故郷新潟

・終末の食事を用意するときは ゴマ塩かけた赤飯いいな

・死後の骨先祖と一緒にしないでね ぼくはこれでも自由な男

・葬式も香典なんかいらないよ 家族葬にて執り行ったと

・やることはすべてやったさそれだけは 達成感あり悔いもなければ

・ただ一つ不憫に思うは娘たち 父は見守りすることだけか

・口ずさむいつかある日はデュプラの詩愛しい妻に一人生きろと

・気をつかい訪ねし友に言い残すわがままな俺を許してくれと

中みそ食いてえ

2017年02月20日 16時30分33秒 | 徒然なるままに(日記)
2月20日(月)濡れ雪

 津軽弁では今日の雪道を「ジャケル」と表現するんだろうなあ。
雨交じりの濡れ雪が午後になっても降り続いていて、車も人も
この日の道行きは嫌なもの。人は車にこのジャケタ雪を車輪でかけられるし、
車も車でスリップしやすいので、走りにくいのです。

 きょうは振替の公休日で、カミさんと一緒にショッピング兼ランチに出かけました。
ランチは中三デパートの地下にある「中みそ」という店で、みそラーメンが売りなのです。
 僕はかれこれ40年近く通っていることになります。

 キャベツとモヤシのてんこ盛りに豚肉またはひき肉が入っていて、これが病みつきになっている人は多いようです。

 さすがにキャベツが高騰するこの冬は、キャベツよりもモヤシの方が盛りが多くなります。麺は細麺でちじれ麺です。
みそラーメンなのですが、キャベツなどのシャキシャキ感と共に、甘みが微妙にマッチして旨いので、汗をかきながら
完食しています。中盛でもカミさんは多いと、小盛にしていました。二人とも満足の一杯でした。

 ・迷いなくただひたすらに麺ちゅるる野菜と味噌のラーメン完食

 

短歌 / 今を生きる

2017年02月20日 14時35分51秒 | ETUDE
・隣り合いラーメン啜りちらと見し 君老成の我に気づかず

・短歌集岡井隆を手に取りぬ 「暮れてゆくバッハ」食い入るように

・淡々と友Nの死を伝えてる 声だけ聴くと学徒のままに

・濡れ雪のだらだら続きごまかせぬ 雨水も過ぎたし荷づくるか冬よ

・安ければただいいだなどは言わないが 一人暮らしの身には多すぎ

・寒暖差感じて夫婦くしゃみする重ならないのが不思議なままに

内観療法

2017年02月20日 08時53分42秒 | 徒然なるままに(日記)
2月20日(日)雪

 昨日は午前中「弘前親子内観研修所」に出かけ、久しぶりに「身調べ」を体験した。
参加者は3名、約20分間屏風の中で「してもらったこと、してあげたこと、迷惑をかけたこと」について
Aさんに絞って内観した。

 独りよがりで、自分のことを中心に考えがちの日常生活を、こうして関係する人に焦点を当てて
身調べをすると、別の人物像が浮かび上がってくる。

 すべてが解決するわけではないが、心の整理が少しだけ進む気がする。自分一人で内観するのではなく、
他人が介在してくれるおかげで、その力が向上するのである。

雑歌

2017年02月20日 07時20分06秒 | ETUDE
・ため息を幾たびつきし厳寒の 日々の暮らしの浮きつ沈みつ

・獅子踊りつなげる日々の練習に 遠き暮らしの願いを思う

・屏風立て瞑目しつつ内観す 三つの身調べ心静かに

・ヒヨドリのひそかな朝の朝食は花よりもなお葉に集中す

・何事も生まれる前の希望にはカウントダウンや心のときめき