昨夕除雪したのだが、早朝に玄関先を見れば元の黙阿弥で、20cm以上の積雪となった。
結局弘前は80cmほどの積雪になるらしい。40分くらいもかかったろうか、
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除雪機で雪を飛ばして、朝食となった。
我が家は平屋ではあるが、老後を見据えての屋根雪を下さなくてもよいように
屋根の勾配を強くして、四方に自然に落雪するように設計した。
屋根に上がって雪下ろしはないので、これは計算通りに楽になった。
しかし今年の雪はあっという間に増加し、雪の壁となって窓から外の様子が
見ることもできない高さにうず高くなってしまった。
明日は暦の上では立春で、あと一か月もすれば春めいてくるだろうと思う。
それにしても私の誕生月の二月は、他の月に比べて日数が少ない。
どうも他の月の犠牲となって、調整月にされてしまったのかもしれない。
うるう年が4年に1回巡って来ても一日延命されるだけなのだ。
北国では特にこの2月は春とは名ばかりで、も零下の日が多くなる。
それでも体験的には朝方の―7℃程度だから、室内温度も+7℃くらいになっている。
風が強い日などは、地面に積もった軽い雪を巻き上げて、たちまち車の運転ができなくなる。
「地吹雪」とこちらの人々は言っているが「ブリザード」である。
マイナス面だけを見れば、北国は済みにくい気もしてくるが、私的には冬が大好きなのだ。
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まずは食い物は冬の楽しみで、鍋のオンパレードがある。きりたんぽ鍋、三平汁
じゃっぱ汁はマダラの鍋である。
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★レシピ真鱈のアラ・たち(白子)・肝1尾分(好みの量)
大根1/3本人参1/2本 木綿豆腐1丁ネギ1本 昆布10cm 味噌適量 酒大さじ2
寄せ鍋、すき焼き、最近は「ラーメン鍋」なども
楽しんでいる。大根と、白菜と、ニンジン、ゴボウ、ネギなどを入れれば、まったく文句ない。
寒仕込みの酒「ダグ」は自家製の酒。一番搾りもこの寒い時期である。
寒さに乗じて「干し餅」などもこちらの名物だ。春収穫した山菜を塩漬けや瓶詰したものを刻んだ鍋、
「粥(ケ)の汁」はそれぞれの家で味も多少違っているようだ。
この寒い時期にとれる、ハタハタやその卵「ブリコ」もこの季節の楽しみだ。
寒さがあるからこそ、この熱々の食文化が楽しめるというものである。
・福豆を煎りて熱々追儺(ついな)かな
・立春は暦の上の春予告