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コトバにしなきゃ伝わらないこともある
コトバにしなくても伝わることもある
accosのつらつら日記

帰るという言葉の真意

2011年04月20日 | インド


デリーでの報告会を何とか終え
本日早朝に無事帰国しました


ただいま日本


頭の中を巡っているのは
この10ヶ月のさまざまな思い出


今回の帰国を機に
しばらく日本に滞在しようと考えています


自分自身の日本語能力のブラッシュアップ
体調の回復と体力作り
奨学金返済のための貯金
インドを一度離れてみること
芸術などからのインプット
日本のいいとこ探し
などなどが長期滞在の目的です



成田空港の照明が少ない薄暗いロビーに入った瞬間
改めて日本の現状を垣間見た気がしました



でも
どんな状況でもここは私の母国
やはり私を育ててくれた国はこの日本なのだから


でもでも
インドも私にとって帰る場所になりました


行く
来る
帰る


どれも移動を表す言葉だけど
この中でも「帰る」には言葉そのものの意味だけでなく
明らかに人のその目的地に対する想いがしっかり反映されていると思います



いつになるかわからないけど
またインドに帰りたいです




さて
帰ってきたはいいけど何をやろうか




熊本で親と暮らしながら日本語教師以外の仕事をする
東京で都市開発の大学院に行く
違う国に行って日本語教師を続ける
名古屋で派遣の仕事をしながら非常勤で日本語教師をやる
ピースボートに乗る
農家の人とお見合いして結婚する
沖縄の民宿で働く


などなど
いろんなことを想像してみたけど
今のところ「名古屋で派遣の仕事をしながら非常勤で日本語教師をやる」を選ぶことになりそうです


日本での生活には正直不安もあります
私自身が大切にしているものが通用しない雰囲気がどことなく漂っているこの日本で
精神衛生を保つのが難しい気がしているからです


だけど
インドで培った(というか発掘した)私の「良さらしきもの」を失わず
日本でもどこでも惑わされずに生きられるものを固めていきたいと思っています


日本でしかできないこともたくさんあるし
一回り大きくなってインドに帰りたいな


待ってろよ!インドめ!