女流立葵杯の街から

囲碁の女流棋戦の中継予定を中心に投稿しています。

関山穂香さん(雑学編)

2025年02月09日 | 【女流棋士の新初段】



 [#関山穂香]さん、女流特別採用推薦にて、日本棋院に採用。
 穂香さんの〝ひいじいさん(曽祖父)〟は、[#関山利一]先生。
 



 
 では、どんな人か?__について書くと……
 
 
 
[関山利一先生のプロフィール]
 
①父の関山盛利四段から碁の手ほどきを受ける

②恵下田栄芳(十六世井上因碩)と鈴木為次郎に師事。
 
③ 時事新報主催の勝ち抜き戦「時事碁戦」で、呉清源の19連勝を止める。
 
④第1期本因坊で優勝。
 
⑤主な門下生
 梶原武雄、山崎祐男、小山靖男、白石裕、徳永汎久、倉橋正蔵。
 
 
 
 そうした事を踏まえた上で、
 
「関山利一先生の門下生の中で1番の出世頭は、
 昭和のアマ四強の[#村上文祥]さんじゃねぇか?」
 



 
 と、私個人は思っています。
 
村上文祥(元アマ本因坊)|本因坊秀策囲碁記念館

村上文祥(元アマ本因坊)|本因坊秀策囲碁記念館

日本アマ囲碁界を代表する棋士、因島出身村上文祥氏は、囲碁文化を通じ郷土・因島発展に貢献されました。

本因坊秀策囲碁記念館

 

 
 
※関山利一先生と、中学時代の村上文祥さん。
 実は戦時中に同じ疎開先。そこで村上さんは利一先生の指導を受けたらしい。
 

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院生と指導碁

2025年02月03日 | その他・雑記

 
【テーマ】
 小学生の院生は、〝普通の囲碁ファンの上達に役立つ〟指導碁を打つ事が出来るか?
 
 
 ヒカルの碁では塔矢アキラが、伍の碁では榎本翠が、当時は小学生ながら、碁会所の女性スタッフに頼まれて指導碁(?)を打つシーンが。
 



 
 塔矢アキラや榎本翠みたいな〝将来の大名人候補〟ならともかく、例えば院生序列で50位以下の小学生が、普通の囲碁ファンに〝囲碁指導する〟事は、現実的に可能なのか?
 
 
 これについての回答の1つ。
 たしか大矢浩一プロの見解によれば、
 
「院生は同年代の高段者とばかり打ってるので、囲碁指導の経験は少ないんじゃないかな?
 なのでプロよりも院生の指導碁の方が、下手にとってはキツイかも知れません」
 この話を知ったのが、たしか2001〜2004年頃。
 
 
  
  ***** *****
  ***** *****
 
 
 それから少し後の2005年、都内の碁会所で会ったのは、小学3年生の現役院生の◎くん。
 碁会所でのレベルは〝アマ8段〟で、院生での序列は80位以下。
 
 その◎くんと対局してた碁会所のお客さんは、実は〝60才以上のアマ2〜3段〟
 そのお客さん達が揃って口にしてたのは、
 
「4〜5子局で教えて貰ったんだけど、◎くんの教え方は、分かり易くていい。
 ◎くんに、また教えて貰いたい」
 
 そこの碁会所師範(坂田栄男先生や梶原武雄先生に互先で勝った実力者)から聞いた話では、
 
「ネット碁のアマ6〜7段相手に指導碁を打てる様でないと、院生としては見込みがないですよ」
 
 別の囲碁サロンで会ったインストラクター(元院生)数人によれば、
 
「アマチュアへの指導碁をする時の打ち方とか心がけは、師匠の指導碁を見て勉強しました」
 
 昭和40〜50年頃はそうではなかったらしいけれど、特にヒカ碁ブーム以降の院生は、アマ高段者向けに指導碁を打てるたけの知識や心がけを身につけている人も多いらしい。
 
 
 後々。
 ◎くんは院生Aクラスまでは行ったけれど、プロ試験はプロにはなれず院生を辞退。大学囲碁部では主将として全国制覇した……と言う話を、◎くんの師匠から教えて貰いました。
 
 プロにはなれなかったけど、◎くんにはどれだけの才能があったのか? 当時の院生師範、そして◎くんの師匠から聞いた話によれば、
 
「才能の有無よりも、◎くんの場合は真面目で勉強熱心で人柄も良いからね。
 プロにはなれなかったけど、◎くんが院生にいてくれたのは、他の院生同期にとっても本当に良かった」
 
 
【補足】
 今回改めて、当時の院生リストを見返して気付いた事。
 
 ◎くんの同期は、一力遼さんや大関稔さん。
 他にも、現在の若手棋士のトップが多数在籍。
 
 それこそ院生の当たり年に、◎くんは院生に在籍してたらしい。

 

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〝未就学児向け〟〝小学生向け〟 に対しての良質な囲碁指導のヒント

2025年02月01日 | 良質な指導を目指して

 .
「子どもに囲碁を教えてみたら、有無を言わさず拒否された」
 
「特に(未就学児〜中学生の)娘は、囲碁はもちろん、親の顔や声かけを拒むほどになってしまった」
 
 これはヒカ碁ブーム以前、特に昭和30年〜平成15年頃に多発していた事例。
 この頃に囲碁を習い始めた人は、年齢や性別を問わず〝3ヶ月で8〜9割が離脱したいた〟と言う話も。
 
 この原因の1つが、コレ。
 
「アマ5級やアマ初段になった頃が、囲碁は1番面白い。
   ↓↓
 だから囲碁のルールを教えて、
 定石とか手筋とかを教えて、
 NHKとかの囲碁番組を観せて、
 公民館や碁会所で対局させて、
 囲碁教室や囲碁大会に参加させて、
 そして1桁級や有段者になって貰う。
   ↓↓
 そうやれば囲碁が好きな人が増えるはずなので、囲碁普及になるはずだ」
 
 そう言った、囲碁が大好きな囲碁ファンの勝手な思い込み。
 
 技術を覚えたり対局したりすれば囲碁が〝必ず好きになる〟かと言えば、そんな訳は無い。
 そもそも〝好き嫌い〟〝楽しい楽しくない〟は人間の感情の問題。なのでそれらは人それぞれに全然違うし、他人が望む通りに都合よく変える事なんか出来るハズが無い。
 
 
 
 ***** *****
 ***** *****
 
 
 
●子どもに囲碁を教えようとしたら、有無を言わさず拒否された。
 
●特に(未就学児〜中学生の)娘は、囲碁はもちろん、親の顔や声かけを拒むほどになってしまった。
 
●〝好き嫌い〟〝楽しい楽しくない〟は人間の感情の問題。
 なので人それぞれに全然違うし、他人の努力でどうにか出来るものでは無い。
 
「それが原因で、未就学児〜小学生の子どもに囲碁を教えるのは困難。
 だったらどうすりゃいいんだ?」
 
 それについての対策は単純。
 やるべき事はと言えば、囲碁や将棋の事は一切考えず、〝ヒトの心の姿〟と〝未就学児や小学生の発達〟にトコトン向き合う事。
 
 昭和〜平成に多発していた、〝子どもが囲碁嫌いになる〟事案。それをストップさせる方法を見つけるために私がやっていたのは、
 
「育児・子育て・家庭教育についての最新情報を、調べまくる」
 
 それの参考文献。私が2014年〜2020年頃までに読んでいた書籍・雑誌のリストが下記の通り。
 
 
①『幼稚園では遅すぎる』著;井深大
 ……サンマーク出版

  

 
 
②『0才からの母親作戦』著;井深大
 ……サンマーク出版

  
 
 
③のびのび子育て(月刊誌・休刊)
 ……現在は コチラのサイトで最新記事を公開。
    ↓↓
「やりたいことがない子」が好きを見つけるには? 自分を理解するために必要なこと

「やりたいことがない子」が好きを見つけるには? 自分を理解するために必要なこと

子どもには、好きなことに精一杯取り組んで欲しいもの。しかし中には「やりたいことがわからない」という子がいるのも確かです。子どもがやりたいことを見つけるために、...

nobico | nobico/のびこ|比べない、悩まない「のびのび子育て」応援サイト

 

 
 
④『AERA with kids』(年4回刊行・朝日新聞)

朝日新聞出版 最新刊行物:AERA with Kids:AERA with Kids 2024冬号

朝日新聞出版 最新刊行物:AERA with Kids:AERA with Kids 2024冬号

朝日新聞出版の通販サイトです。

朝日新聞出版 最新刊行物

 


 
⑤『プレジテントファミリー』(年4回刊行)
 ……プレジデント出版
 
ファミリー冬号発売です! | 雑誌『プレジデントファミリー』の公式サイト(プレジデント社)

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 ***** *****
 ***** *****
 
 
 
 『幼稚園では遅すぎる』の初版は1971年。
 『0才からの母親作戦』の初版は1979年。
 
 どちらも50年以上昔の本なので、令和の最新情報とは違う点も多々あります。
 
 ただし著者の名前を見て貰えば分かる通り、井深大とはSONYの創業者。
 さる事から子育てに関心を持たれた井深さんが、育児・子育て・家庭教育に関する研究に対し、投資・支援をされた。
 
 その結果として発表されたのが『幼稚園では遅すぎる』と『0才からの母親作戦』の2冊。この2冊の注目点は、1990以前には注目もされていなかった〝脳科学〟を通じたアプローチがされている事。
 井深さんが支援をされた研究内容は欧米・欧州でも注目されたらしく、『幼稚園では遅すぎる』と『0才からの母親作戦』は日本国内でもベストセラーになったらしい。
 Amazonの書評を読んでみると、「○年前に子育てのために読み込んだ」などとある。50年も昔の本ながら、実は現代日本の育児・子育てのベースとして根付いている。
 
 
 
 『#幼稚園では遅すぎる』
 『#0才からの母親作戦』
 
 この2冊、囲碁ファンや囲碁関係者の間では(何故だか)知られていませんが、
 
「未就学児や小学生向けに、普及活動や囲碁教室を開催したい(もしくは主宰・指導してる)」
 
 と言う人がいたら、一度は是非読んで頂きたい名著。子ども向けの普及や指導のヒントが、もしかしたら見つかるかも知れません。
 
 
 

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2024年の棋士別成果(おおまかに)(3/3)

2025年01月17日 | 女流棋戦ふりかえり

 

 2024年の結果。
 一力遼さんや上野愛咲美さんの〝世界大会優勝〟がビックニュースでしたが……
 
 
 鈴木歩さん(写真)の〝SENKO CUP準優勝〟と言うのもありました。

  

https://igo-kifu.com/news/10476

 
 〝世界大会で優勝できるエリート養成〟が始まる○年も前にプロ入りした歩さんがこの結果を出したと言う事は、
 
「日本の女流棋士が受けてきた教育は、決して今の時代に劣ってはいなかった」
 
 かも知れません。
 
 
 
【A】藤沢里菜さん
 
①女流名人戦博多・カマチ杯で優勝(奪還)
 優勝はトータルで6回。
 
②扇扇興杯女流囲碁最強戦で優勝。
 優勝はトータルで4回。
 
③女流本因坊戦で優勝(5連覇)
 優勝はトータルで8回。

 
 
【B】上野愛咲美さん
 
①会津中央病院・女流立葵杯、3連覇。

②呉清源杯世界女子囲碁選手権、優勝。
 
 
 
【C】上野梨紗
 
①女流棋聖戦にて優勝(初タイトル)
 
 
 
【D】仲邑菫さん
 
①韓国棋院への移籍
 
②第7回国際春香選抜大会で優勝(6月)
 
③女流棋聖戦で準優勝
 
④女流国手杯で準優勝
 
 
 
【E】小林泉美さん
 
①女流レジェンド戦優勝
https://x.com/kidowebnews/status/1761663916202213514
 
 
 
【F】加藤千笑さん
 
①女流秀策杯優勝
https://x.com/igokinenkan/status/1769319655649477099
 
 
 
【G】鈴木歩さん
 
①SENKO CUP準優勝(世界大会)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ccaad8ef92593d85ede8db4de85162d58fa71a
 


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(寄稿)囲碁を通じて地域の街を笑顔にしたい

2025年01月15日 | . 囲碁ファンの方からの寄稿

 
 まずは、今回の投稿の動機について。
 
 

 🔻Twitterにて頂いた文章(スクショ画像)🔻

 🔺Twitterにて頂いた文章(スクショ画像)🔺

            
 
【Twitterのアドレス】
  https://x.com/fu405fu/status/1879354246795231258?s=46&t=wVGJ4RIFT_lqjv8h0vS5zA

 
 
「(囲碁普及の在り方についての)感想や考え方を、
 添付画像を参考に ブログに書いて いただけませんか?」
 
 こうした趣旨の ご要望をTwitter(現・X)の囲碁ファンの方から頂いたので、それに関する私個人の感想や考え方を書いてみました。
 
 
   *****  *****
   *****  *****
 
 
 ここからは、私個人の感想や考え方。
 
 
 
A》「囲碁の魅力とは何か?」について
 
 私個人の立場としては〝力を入れて訴える必要はないと思う〟
 
 その理由は、
 
「囲碁の魅力は様々な種類やジャンルがあって、
 楽しみ方も〝人それぞれ〟」
 
「なので〝囲碁の魅力は○○だと思う〟
 と 訴え続ける必要は無い」
 
「それよりも、それぞれの囲碁団体や個人が
 〝私たちは○○で楽しんでます〟
 と紹介する程度でよい」
 
 
 具体的には……
 
[○○囲碁サロン]
 有〜高段者が集まって、囲碁大会優勝を目指して勉強しあってます💪
 
[○○市 こども囲碁の会]
 市内の小学校・幼稚園・保育園などで囲碁あそびを開催しています。
 地元の囲碁ファンがボランティアとして参加して、お子さんたちと囲碁を楽しんでます。
 
[○○囲碁交流会]
 歴史好きの囲碁ファンが月1回のペースで集まって、
 江戸時代や明治時代の囲碁について語りあっています。
 
 こんな感じの活動紹介を、対面やインターネットで行うようにする。
 
 あるいは、お互いの囲碁活動のテーマやコンセプトを、
既存の囲碁ファン同士・世話役どうしで共有し合う。
 
 そうすれば、
 
〝囲碁をやってみたいと囲碁活動を探している人が、
 自分にあった囲碁活動が見つけやすくなる〟
 
 あるいは、既存の囲碁ファンが、
 
〝あなたには○○の囲碁活動がおススメ〟
 
 と言う感じで、囲碁活動を探している新規ファンに対して
提案しやすくなるはず。
 
 
 
B》囲碁を通じて地域の街を笑顔にしたい(1)
 
 あまり注目されていないけれど、実は重要。
 
「地元の賑わいを応援したいと思ってます。
 なので……」
 
 と言う理由で、高校や大学の部活・習い事のスクール・自治会などと
地元の市民活動とのコラボを期待し、コラボやタイアップなどの準備を
進めている企業が増えているらしい。
 
  ※有名な企業の社長がテレビで
  「地元の活性化に協力したい」と訴えていた事も。
 
 
 実は一般の囲碁ファンやアマチュアの囲碁の世話役さんにも、
 
「囲碁で地域活性化・街おこしをやってみたい」
 
 と言う方が、年々増えているらしい。
 なので機会があれば、いろんな囲碁ファンや世話役さんとも
話し合ってみるのが良いと思う。
 
※地域によってニーズは全然違うので〝具体的に何をやるべきか?〟
 に関する話については、別の機会に。
 
 
 
C》囲碁を通じて地域の街を笑顔にしたい(2)
 
「小学校・中学校・高校・大学などは、
 児童や生徒を、家庭から地域・社会へとつなぐ
 『架け橋』の様な存在……と言う理論があります」
 
 と言う様な話を、放送大学のテレビ講座(BSで無料放送、
ジャンルは教育学系)で紹介された事がありました。
 これについては私個人も賛成で、囲碁の市民活動にも応用
できるかも知れないと思っています。
 
 私個人の経験より。
 
「都内のある碁会所で、囲碁ファン同士が普通に歓談されていた。
 その囲碁ファンと言うのが、1人は現役のベテラン医師で、
 もう1人は中華料理の元シェフ」
 
「囲碁に限らず同じ趣味を持てば、職業の違いに関係なく、
 様々な人と交流する事が出来る」
 
「もしも お子さんが、こうした多彩な人たちが集まっている
 環境に参加出来れば……
 〝学校では会えない人と出会い交流する事が出来る〟
 〝将来なりたい仕事を見つけやすくもなる〟」
 
 と言った、社会性のあるメリットを享受する事も出来る様になるはず。
 
 
 
D》囲碁を知らない人と好きな人の差を埋める(3)
 
 それについては〝いずれ埋める必要はある〟でしょうけれど、
急がなければ いけない話では無い。
 そう考える理由は単純で、
 
「囲碁に本当に興味を持たない人は、
 誰からどんなアプローチを受けても、
 囲碁に興味を持たない」
 
「そうした人に対しては、
 囲碁の魅力を理解して貰うのは困難」
 
 
 〝知らない人(=興味がない)と好きな人の溝を埋める〟
その事よりも優先すべきは、
 
「囲碁の事は知らないけど、
 興味があるから教えて欲しい。
 そうした人からの要望に対して、
 何よりも優先的に応えること」
 
 なぜ、〝囲碁の事は知らないけど、
囲碁に理解や興味を示してくれる人〟を優先すべきなのか?
 
 ヨーロッパに囲碁が伝わったのは明治時代。
 
「囲碁を教えて欲しい」
 
 と言うドイツ人の東京帝国大学教授オスカー・コルセルト
に対し、本因坊秀策の弟弟子である村瀬秀甫が、碁の指南を
したこと。
 
 相手が(囲碁とは縁のない)ドイツ人であったにも関わらず、
「教えて欲しい」と言う要望に素早く答えたからこそ、
 
 極東の文化が伝わり始めた明治初〜中期、欧州に囲碁を伝える
事に成功した。
 
 ちなみに。
 幕末に先進国各国と調印された不平等条約。それを改訂した
平等条約を日本と結んだ国は、実はメキシコ(日墨修好通商条約)
だった。 その理由はやはり、
 
「日本は信用できる国だから、信頼して平等条約を結んでも良い」
 
 と言う、先方からの要望・期待に応えたから。
 
 
 
F》囲碁を知らない人と好きな人の差を埋める(4)
 
 これについて補足。〝碁を打つ人やプロ棋戦を観る人を増やす事〟
だけが、囲碁の普及活動では ないはず。
 スポーツ科学の専門家・平田竹男さんの話によれば、
 
「プロ・アマに限らず、
 スポーツに関わる仕事や取り組みなどは多種多様。
 プレーヤーや観戦者(観るファン)以外の形で関わってくれる人・
 
協力してくれる人を
 増やしていく事も大事」
 
 
 【参考図】平田先生の『逆台形モデル』

 https://sem-hirata.w.waseda.jp/kyoju.html
 

 
 『逆台形モデル』の視点を囲碁に当てはめると、
〝観る碁〟〝打つ碁〟だけでは無く、
 
 ◎囲碁に関する記事を書く人(ライター)
 ◎対局会場の手配をしてくれる人
 ◎SNS等で宣伝をしてくれる人
 ◎全国大会への送迎をしてくれる人
 ◎その他
 
 そう言った〝囲碁活動への協力してくれる人〟を増やしたり
大切にする事が、長期的にみたらとても重要(完)
 


















 



 
 
 

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仲邑菫 記録破りの軌跡

2025年01月15日 | 女流棋戦ふりかえり


「仲邑菫三段、韓国移籍した225日で公式対局100試合達成」
「これまでの李昌鎬(イ・チャンホ)九段の最速記録の601日を376日縮めた」
 
 この記事を読んだ時おもわず、
 
「李昌鎬の記録を更新した!?
 そんな事ってある!?
 仲邑さんって、そこまで実力を付けてたの!?」
 
  【写真】仲邑菫さん(棋道webより)

  

 
 
A》脅威の李昌鎬超え!?
 
 
「より高いレベルの環境で勉強することが私には必要」
 
 これを理由に、仲邑菫さんが韓国棋院へ移籍したのが2024年3月。
 公式戦の数はもちろん、普段の研究会の日数も、国際棋戦優勝者の数も、日本より韓国の方が圧倒的に多い。なので、
 
「韓国の公式戦では全く勝てなかったとしても、それはそれで仕方ない。
 それは折り込み済として、最初の3〜4年は急がずに実力をつける時期と言う事でも構わない」
 
 と言うのが、菫さんが韓国移籍を発表された時の私の感想。
……と思っていたら、その年の12月には韓国の女流棋聖戦と女流国手戦への挑戦手合に挑む。
 
 しかもその少し前には、〝李昌鎬(写真)よりも376日早い公式戦100戦達成〟
  
 【写真……李昌鎬先生】



 
 〝李昌鎬〟と言えば、
 
◎14歳で韓国の初タイトル(韓国最年少)
◎15歳6ヵ月で世界大会優勝(最年少記録)
◎タイトル総獲得数140
 
 1989年〜2011年までの22年間、何かしらのタイトルを保持し続けた、「次元の違う実力者」
 それが、かの李昌鎬九段。
 
 
「李昌鎬・九段の記録を破る人は、日本人には無理だろうな。100年経っても」
 
 と思っていたら、仲邑菫さんがやってのけた。それも、〝韓国移籍からたったの3ヶ月で〟
 
「なんなんだ?
 仲邑菫さんの、この成長の凄まじさは??」
 
 そう言えば〝記録破りの仲邑菫〟については、(菫さんより少し年上の)日本のプロ、福岡航太朗さんがこんな事を言っていた。
 
談)福岡航太朗さん
「他の人が作った最年少記録は、仲邑菫さんが更新しますから」
 
 その言葉が、また1つ本当になった。
 
 
 そうした〝記録破り〟を次々実現している要因の1つは、仲邑菫さんは〝関西の人達に育てられたから〟
 
 
 
B》仲邑菫、関西の土壌が育てた驚異の才能
 
 
 仲邑菫さんの活躍を見る度に思う事。
 
「仲邑菫さんがこの早さで戦績を記録し続けてるのは、関西で育てられたお陰だよ」
 
 そう断言出来る心当たりは、結構な数ある。
 その中から1つ、取り上げるのは、次の通り。
 
 
  《仲邑囲碁道場の強みは、〝カウンセリング〟
 
 
 仲邑菫さんの父親は、関西総本部所属の仲邑信也プロ。
 仲邑菫さんの母親はアマチュアの囲碁インストラクターで、(関西棋院所属の)石井茜プロのお姉さん。
 
 菫さんのご両親は以前、埼玉県で子ども囲碁道場をされていた。
 名称は『仲邑囲碁道場』
 
 生徒さんは小学校低学年や未就学のお子さんも結構多かったらしい。
 今は閉鎖された道場のブログには、こんな漢字の一文が。
 
「子ども達の成長が予想より早くて、私たちも驚いています」
 
 当時の子ども向けの囲碁大会の埼玉県代表や東京代表には、仲邑さんの囲碁道場の生徒さんも多かった。
 
 道場生の、予想以上に早い成長。その理由は何かと言えば、
 
「私たちの囲碁道場では、カウンセリングに力を入れています。
 お子さん1人1人に向き合い、それぞれに合った囲碁指導を提供する事を目指しています」
 
 その結果、生徒さんは低年齢ながらも、棋譜並べに熱心に取り組んだり、詰碁の成績も結構良かったらしい。
 
 実はこの囲碁道場でのカウンセリングは、関西のインストラクターの方々は昔から普通に行ってきたらしい。
 その中でも(菫さんのお母さんを含む)女流インストラクターの場合。
 
子育てや家庭教育に関する教育学や心理学の勉強をされていて、
 そこから学んだ〝最新の子育て法〟を囲碁指導に取り入れたり、
 それらを女流インストラクターの間で共有し合う

 
 などを、日常的にされているらしい。
 
 実はこれ、たしか2009年頃に仲邑菫さんのお母さんから直接聞いた話。
 
 それについては関西の女性インストラクター(菫さんのお母さんの親友)からも、こんな事を教えて頂いた。
 
関西は全体で育てるという土壌がある気がします。
 だから道場がなくても子どもは強くなりますし、
 師匠のいない棋士も誕生するのだと思います

 
うちの弟子たちも色んな方にお世話になりながら強くなっています。
 ありがたいことです
🙏✨」
 
 
 
 
 菫さんのお母さんや 関西の女流インストラクターのお話しを聞いて思ったのは、
 
①1人1人に向き合う指導をするための〝カウンセリング〟
②それを実現する為のノウハウ〝子育て学〟〝最新の教育法〟
③インストラクター同士の〝横のつながり〟

 
 近年では都内のインストラクターや囲碁教室でも①②③を取り入れている所が増えて来たけれど、2016年以前は、さほど注目されていなかった。
 しかしこうした〝関西地方の女流インストラクターが培ってきた知識やノウハウ〟などは

「どうせ大した事じゃないでしょ?」
 
 と思われる事が多い事だけど、他の人達には知られていないだけで、想像以上の効果があり、実績もある。
 その事は、特に囲碁教室をされている方々には記憶の片隅にでも留めて置いて貰いたいな……と思っています。
 
 

⭕️仲邑菫さん。
  韓国移籍後の活躍について、皆さんの感想を教えて下さい。
 
⭕️この記事が面白いと思ったら、お友達にご紹介したり、SNSなどでシェアしてください!
 
 
 
【参考】
 今回のブログに取り上げた、「仲邑菫、韓国にて最速での100戦達成」
 これの記事のアドレスです。
 

<総合ニュースの記事>
 仲邑菫三段、韓国移籍した225日で公式対局100試合。

 ※李昌鎬九段の記録である601日を376日も短縮
 ※新しいページが開きます

仲邑菫三段 韓国棋院最速で公式戦100局=ランキングも急上昇 | 聯合ニュース

仲邑菫三段 韓国棋院最速で公式戦100局=ランキングも急上昇 | 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】日本で囲碁の女流タイトル獲得の最年少記録を保持する仲邑菫三段(15)が韓国棋院に移籍後、同棋院史上最速で公式戦100局を達成した。 仲邑三...

聯合ニュース

 

 
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上野姉妹と囲碁の新時代(2024年)(1/3)

2025年01月13日 | 女流棋戦ふりかえり

 
「20代の名人はあり得ない」
 
 そう語ったのは、坂田栄男・名人(当時)
 その発言の直後、坂田からタイトルを奪取したのは林海峰(当時23才)
 
 林海峰先生が坂田先生から名人位を奪取したのは西暦1965(昭和40)年。それから多くの若手棋士がタイトル戦に挑み、タイトル奪取の最年少記録が更新された。
 

  

  ↑坂田栄男先生(写真)
 
  ↓林海峰先生(写真、日本棋院のホームぺーより)

  

 
 西暦2023(令和05)年。
 女流棋戦にて、史上最年少のタイトルホルダーが誕生。それが仲邑菫さん。当時13才。
 
 その翌年には、
「上野梨紗、18才。仲邑菫、14才。
 2人の年令を足しても〝32才〟」
 と言う、超早熟の対戦が女流棋聖戦で実現。
 
 
A》若手棋士の成長
  〜〜坂田名誉本因坊の言葉から考える〜〜

 
 20代の名人はあり得ない__この発言は、当時の囲碁ファンへのリップサービスに加え、坂田先生が自分自身を鼓舞させる為に放った言葉らしい。
 しかし、その発言には、別のバックグラウンドが。
 
 
【問】
 20代の名人はあり得ない__坂田が そう断言した理由は何か?
 
【答】
 それは何か? 坂田先生いわく、
 
「戦前・戦中・戦後は、今よりもプロの数が少なく、そのために勉強相手も対局相手も少なかった。
 今思えば、あれでは満足に勉強なんか出来る訳がない」
 
 しかも最悪の事に、実力の伸び盛りの時代に、日中事変〜太平洋戦争〜原爆投下と言う、人類史に残る最悪の戦時に突入してしまった。
 坂田先生と同世代の碁打ちの多くにも召集令状が届き、戦地へ赴いたまま帰らぬ人に……
 
 
【問】
 ではなぜ、坂田先生は戦時下で生き延び、2010年に天寿を全うする事が出来たのか?
 
【答】
 実は坂田先生にも召集令状が来たらしく、陸軍か海軍の兵士として戦地へ、あるいは軍需工場へ行くはずが、
 
「肺に結核の跡あり。結核は治っている可能性があるが……」
 
 そんな診察をされた為に、徴兵を免除され、戦地へ行く事はなかったそうです。
 
 
 そんな時代と比べたら今の日本囲碁界は〝囲碁の修業に専念出来る環境〟が整っている。
 なので状況次第では、最年少記録なんてものは更新しやすくなっている。
 
 令和の日本は、プロ志望の青少年や若手棋士が囲碁の修業に専念しやすい事は、昭和初期の混乱期を憶えば、そんなのは分かりきっている。
 そうした事から、現在の日本囲碁界の最重要課題の1つとして、
 
「上野梨紗や仲邑菫に続く若い才能を発掘・育成するために、
 どれだけの資金投入・人材投入を行なっていくのか?」
 
 そこに私は注目しています。
 
 
 
B》囲碁の未来を見据えた才能発掘
  〜〜新宿と天豊の道場の新星たち〜〜

 
 
 では、今後を担う才能を、どの様に発掘・育成していくか?
 
 関東近郊を代表する囲碁道場の1つは、東京都新宿区の新宿囲碁教室、同じく天豊道場。
 
 この2つの代表は藤澤一就・八段。


 世界で勝てる若い世代を育てる__それを目標に活動されている。
 
 ネット記事を読む限り、新宿囲碁教室や天豊道場での勉強・修業は、生徒同士の対局がメイン。
 私個人の関心事としてプロから直接聞いた話より。
 藤澤一就門下生である上野愛咲美プロの場合には、
 
「藤沢秀行先生や、江戸時代の碁を好んで勉強しました」
 
 と言ってました。
 
 で、特に重要な点の1つ。藤澤一就プロが時々ツイートされる内容を拝借すると、
 
「山城宏、清成哲也、結城聡、高尾紳路……等々のプロが、新宿囲碁教室などで生徒さんに直接指導(対局)されている。
 他には、東京・神奈川・埼玉などのアマ代表選手など」
 
 新宿囲碁教室や天豊道場などでの指導に協力されているプロの名前を見てみると、藤沢秀行門下の人たち。
 そうした人たちからの直接指導を受けてプロになったのが、上野愛咲美、上野梨紗の姉妹。
 

 [写真]
  ◀︎上野愛咲美さん  ▶︎上野梨紗さん

  

 
 今の若手、その中でも東京本院の院生経験者に限れば、洪道場をメインに、新宿囲碁教室や市川囲碁道場などの複数の教室や道場を掛け持ちしている。そうした主要な道場の多くが、創立20年〜25年になる。
 ここ数年、上野愛咲美さんや一力遼さんが世界大会で優勝するよう。それは〝東京近郊の囲碁道場の20数年の歴史そのもの〟とも言えます。
 
 ただし、それではまだまだ不十分で……
 
 それは次回。
 
 
⭕️ 上野愛咲美さんと、上野梨紗さん。
  あなたは、このお2人のどこに魅力を感じますか?
 
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一都三県の囲碁活動の課題

2024年10月20日 | 教えてchat GDP【メディア対応編】

A》2004年〜2014年ころまで
 ……一都三県で起きていた課題
 
①東京23区内の碁会所や囲碁クラブの場合。
 「常連さんの最低棋力がアマ3段以上」
 と言う所が大多数。
 
②院生候補や県代表候補の小中学生が、思う存分学べる__そんな定例の勉強会が、神奈川県や埼玉県にも少な過ぎ。
 
③新規ファンや級位者が「気軽に参加できる碁会」が少な過ぎ(あっても見付けにくい)
 
④ヒカルの碁で囲碁を知った人が、
「プロの大会(7大棋戦)を観戦して盛り上がりたい」
 そんな事を思っていても、
 プロのタイトル戦を観て盛り上がる__と言う、パブリックビューイングの様な活動は行われていなかった。
 
⑤碁会所どうし・囲碁クラブどうしの連携が希薄。そのため、
「近くの碁会所や囲碁クラブでは、どんな活動をしているのか?」
 と言う事が、碁会所や囲碁クラブの経営者や、囲碁インストラクターでも把握できていなかった。
 
⑥小学生むけの囲碁活動そのものは、比較的多い。
 その一方で、東京県・神奈川県・埼玉県・千葉県で少な過ぎた囲碁活動は、
◆女子中学生・女子高校生むけの碁会
◆社会人向けの碁会(企業囲碁部や異業種交流会)
◆子育て中の人が集まれる碁会
◆〝50才以上の囲碁経験者〟が集まれる碁会
◆〝50才以上の囲碁未経験者〟が学べる碁会
 
⑦1995年以前に開業した碁会所・囲碁クラブ・囲碁サロンの場合。
 経営者が高齢化。しかし跡継ぎがおらず、事業承継が困難。
 
 
  
 
B》2014年〜2017年
 ……Twitterなどへの投稿より
 
⑧囲碁経験が少ない新規ファンより
 囲碁の技術やプロの名前とかは分からない。だけど……
◎〝若手棋士を応援する活動〟が あれば参加したい。
◎囲碁未経験でも分かりやすい解説があれば、プロのタイトル戦を観て盛り上がれると思う。
 
⑨30才代〜50才代の囲碁ファンより
◎タイトル争奪戦以外にも、予戦や本戦の対局も中継して欲しい。
 
⑩Twitter上の囲碁ファンの傾向
◎若手棋士などの〝先行予約限定・サイン入り新刊〟は、申し込みが多い。
 
⑪Twitterのフォロワーの状況
 星合志保、金子真季、木部夏生。
 3人のTwitterアカウントをフォローしている人の数は、合計5,000人超。
 
⑫『日本棋院若手棋士』『関西棋院若手棋士』の投稿へコメントを寄せるファンが多数。
 
⑬関西棋院の田村千明さんが発起人?の定例指導碁会『舞姫』が、2015年冬より始まる。
 
⑭23区内で長年活動されてる碁会所や囲碁サロンなどでも、〝新規ファンの集客〟では苦戦している。
 
⑮特に〝③ ⑧ ⑫ ⑬〟を考慮した結果として、
「東京近郊の碁会所や囲碁サロンを拠点に、
 若手棋士による普及活動を行なった方が良いのでは?」
「仲の良い他の棋士数名と、普及専門のチームを結成してはどうか?」
 と言う提案を、根本大輔から星合志保さんに伝える。
 
⑯上記⑮について。
「機会があれば、星合志保さんたちの囲碁普及チームと、関西棋院の女流棋士でコラボ活動したいですね」
 と言う、田村千明さんからの お返事あり。
 
 
 
C》2022年以降
 ……今後の展望・対応

⑮幼稚園児・保育園児をターゲットにした囲碁あそび
 
⑯幼稚園や保育園の先生方をターゲットにした「囲碁研修会」
 
⑰女子中学生・女子高校生向けの囲碁活動への支援
 
⑱高校生・大学生〜30才前後の囲碁ファンが主体となって行う、オリジナルの囲碁活動。
 
⑲子育て中の人むけの交流企画。
 
⑳50才以上の人が参加出来る交流企画。
・有〜高段者むけ
・初段以下の人むけ
・未経験者むけ
・その他
 
㉑『ヒカルの碁寄贈プロジェクト』のセカンドステージ。
◎寄贈先の施設を拠点にした、囲碁活動への指導者派遣。
◎寄贈先の施設どうしで実施する、交流対局会。
 
㉒囲碁指導者を目指す人のための「指導法の研修会」
 
㉓碁会所や囲碁サロンでの集客強化。
 特に、コロナ禍をキッカケに来店機会が減ってしまった常連さんをメインに。
 
㉔碁会所や囲碁サロンでの、
「情報交換会や意見交換会の強化」
「囲碁活動の住み分け」
 
㉕囲碁以外の団体・組織とのコラボorタイアップ
※コラボ最有力の候補は、少女マンガ雑誌の『ちゃお』
 
 


「私の子ども、東京本院で院生やってます。
 なので藤澤一就先生や洪道場でも勉強させたいけど、仕事の都合で送迎が出来なくて……」

 と言う話を、川崎や横浜の囲碁ファン数人から何度か聞いてます。
 〝小学校低学年の子が電車で30分かけて1人で通う〟と言うのは、保護者として心配みたいです。
 
「神奈川に住んでる院生が、プロの先生やインストラクターの先生などに教えて貰える。
 そんな囲碁道場や勉強会が、川崎市とか横浜市にも増えたら良いなと思ってます」

 と言う事でした。
 
 
【宇佐美太郎さんより】
 
 おお、なるほど。川崎中の棋力を結集して、ガチで教える教室とかを始めたり出来れば良いですね!
 
https://x.com/sakinohaka0520/status/1836613042261627005?s=46&t=wVGJ4RIFT_lqjv8h0vS5zA



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囲碁をメディアで取り上げて貰う法

2024年10月07日 | 教えてchat GDP【メディア対応編】

 

【質問】
 囲碁のプロのタイトル戦や、囲碁棋士の快挙を、大手メディアで取り上げて貰えません。
 囲碁のプロのタイトル戦や囲碁棋士の快挙をメディアで取り上げて貰うには、何をすれば良いですか?

 
【chat GDP からの回答】
 囲碁のプロのタイトル戦や棋士の快挙を大手メディアで取り上げてもらうためには、いくつかの戦略を考えることが重要です。
 以下に具体的な方法を挙げてみます。
 
 
1. メディアとの関係構築
 
- プレスリリースの配信:
 タイトル戦や棋士の快挙があった際には、プレスリリースを作成し、メディアに配信します。内容は、試合の結果、棋士の背景、試合の意義などを詳しく説明します。
 
- メディア関係者とのネットワーキング:
 ジャーナリストや編集者と直接会う機会を作り、囲碁の魅力や重要性を伝えることで、関心を持ってもらうことができます。
 
 
2. ストーリー性の強調
 
- 感動的なストーリーを作る:
 囲碁棋士の背景や努力、試合のドラマを強調することで、メディアが取り上げたくなるようなストーリーを作ります。
 特に、逆境を乗り越えたエピソードや若手棋士の成長物語は注目されやすいです。
 
- ビジュアルコンテンツの活用:
 試合のハイライトや棋士のインタビュー動画を作成し、視覚的に訴えるコンテンツを提供することで、メディアの関心を引きやすくなります。
 
 
3. SNSやオンラインプラットフォームの活用
 
- SNSでの情報発信:
 TwitterやInstagram、YouTubeなどのSNSを活用して、囲碁の試合や棋士の快挙を広めます。特に、若い世代にアプローチするためには、SNSが効果的です。
 
- ハッシュタグキャンペーン:
 特定のハッシュタグを使って、囲碁の話題を盛り上げるキャンペーンを行い、話題性を高めます。

4. イベントの開催
 
- 囲碁イベントやセミナーの開催:
 タイトル戦や棋士の快挙を祝うイベントを開催し、メディアを招待します。
 イベントを通じて囲碁の魅力を直接伝えることができます。
 
- 囲碁体験会の実施:
 一般の人々が囲碁を体験できるイベントを開催し、囲碁の普及と同時にメディアの関心を引くことができます。
 
 
5. 囲碁の教育的価値を強調
 
- 教育機関との連携:
 学校や教育機関と連携し、囲碁の教育的価値を強調することで、メディアに取り上げてもらうきっかけを作ります。
 特に、思考力や集中力の向上に寄与する点をアピールします。
 
 
6. 成功事例の紹介
 
- 他のスポーツや文化活動の成功事例を参考にする:
 他のスポーツや文化活動がメディアに取り上げられる方法を研究し、成功事例を参考にして囲碁に応用します。
 
 
[まとめ]
 囲碁のプロのタイトル戦や棋士の快挙を大手メディアで取り上げてもらうためには、メディアとの関係構築やストーリー性の強調、SNSの活用、イベントの開催など、さまざまなアプローチが必要です。
 囲碁の魅力を広めるために、積極的に情報発信を行い、メディアの関心を引く努力を続けることが重要です。
 

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大手メディアに対する取材交渉

2024年10月07日 | 教えてchat GDP【メディア対応編】


【質問】
 囲碁のプロのタイトル戦や、囲碁棋士の快挙を、大手メディアで取り上げて貰えません。
 囲碁のプロのタイトル戦や囲碁棋士の快挙を大手メディアで取り上げて貰うには、大手メディアに対してはどの様な取材交渉を行えば良いですか?

 
【chat GDP からの回答】
 囲碁のプロのタイトル戦や棋士の快挙を大手メディアで取り上げてもらうための取材交渉には、いくつかの重要なステップがあります。
 以下に具体的な方法を示します。
 
 
1. 事前準備
 
- 情報の整理:
 タイトル戦や棋士の快挙に関する詳細な情報を整理します。
 試合の日時、場所、対局者、結果、棋士の背景や成績、試合の意義などを明確にしておきます。
 
- ストーリーの構築:
 取材を通じて伝えたいストーリーを考えます。感動的なエピソードや棋士の成長、囲碁の魅力を強調する内容が効果的です。
 
 
2. メディアリストの作成
 
- ターゲットメディアの選定:
 囲碁に関心があるメディアや、スポーツ、文化、教育関連のメディアをリストアップします。
 特に囲碁に特化したメディアや、囲碁を取り上げることが多いメディアを優先します。
 
 
3. プレスリリースの作成
 
- 魅力的なプレスリリース:
 タイトル戦や棋士の快挙に関するプレスリリースを作成します。
 見出しはキャッチーにし、内容は簡潔でわかりやすく、重要な情報を強調します。
 写真や動画も添付すると効果的です。
 
 
4. 取材交渉のアプローチ
 
- メールや電話でのコンタクト:
 メディアの担当者にメールや電話でコンタクトを取り、プレスリリースを送付します。
 初めての連絡の場合は、自己紹介とともに、囲碁の魅力や取材の意義を簡潔に伝えます。
 
- 具体的な取材提案:
 取材の具体的な提案を行います。
 例えば、試合の生中継、棋士へのインタビュー、囲碁教室の開催など、メディアが興味を持ちそうな内容を提案します。
 
 
5. フォローアップ
 
- 定期的なフォローアップ:
 取材依頼を送った後、一定期間経過したらフォローアップの連絡を行います。
 興味を持ってもらえたか、質問があるかを確認します。
 
- 関係構築:
 メディアとの関係を築くために、定期的に情報を提供したり、イベントに招待したりすることで、信頼関係を深めます。
 
 
6. イベントの開催
 
- 囲碁イベントの企画:
 タイトル戦や棋士の快挙を祝うイベントを開催し、メディアを招待します。イベントを通じて囲碁の魅力を直接伝えることができ、取材のきっかけを作ることができます。
 
 
7. 成功事例の紹介
 
- 他のスポーツや文化活動の成功事例を参考にする:
 他のスポーツや文化活動がメディアに取り上げられる方法を研究し、成功事例を参考にして囲碁に応用します。

 
[まとめ]
 大手メディアに囲碁のプロのタイトル戦や棋士の快挙を取り上げてもらうためには、事前準備やターゲットメディアの選定、魅力的なプレスリリースの作成、具体的な取材提案、フォローアップなどが重要です。
 また、メディアとの関係を築くことも大切です。
 囲碁の魅力を広めるために、積極的に情報発信を行い、メディアの関心を引く努力を続けることが求められます。
 

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