女流立葵杯の街から

囲碁の女流棋戦の中継予定を中心に投稿しています。

知念かおり先生の親子で楽しむこども囲碁入門

2018年12月30日 | 囲碁の教材(囲碁は未経験と言う人向け)
 某碁会にて、こんな雑談を聞いた事がありました。ある女性からの相談だそうです。

①自分と息子で、囲碁を勉強したい
 ※2人とも、囲碁未経験。
②身近には囲碁を やる人は いないが、息子には何か1つ特技を持たせてあげたい。
③息子は小学1年生。耳が全く聞こえないので、支援学校に入学した。
④囲碁なら、耳が聞こえなくても勉強できそうだから。

 耳が全く聞こえない(=全聾)の人が囲碁…… そう言えば前例はあったかな? 具体的な指導例は? それについて問い合わせてみると、日本棋院中部総本部の職員さんから次の様な回答を頂きました。

「難聴や全聾の人の囲碁活動ですか? ……聞いた事はありませんねぇ」
「耳が全く聞こえないお子さんが囲碁入門 & 囲碁の勉強を ご両親がサポート。それでしたら、例えばパソコンソフトを使ってみては如何でしょうか?」

 紹介して頂いたのが、下記のパソコンソフト。

  *  *  *

〔商品名 & 商品ホームページへ〕
知念かおり先生の親子で楽しむこども囲碁入門

  ※生産終了 

〔メーカー〕アンバランス

〔パッケージ画像〕
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※何故、中部総本部に問い合わせたのか?
 問い合わせたのが土曜日の夕方。東京本院の電話窓口は終わっていたらしいので……

※知念かおり先生のPC教材は入手困難らしいですが、未経験者向けのPC教材は他にもあるみたいです。
「身近に囲碁をやる人がいなかったので、PC教材で勉強しました」
 と言う人もいました。
f(^_^; 

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囲碁活動はコミュニティーづくり

2018年12月30日 | その他・雑記
 子供達に囲碁普及をされて来た人、特に戦前戦中 生まれの世話人さん達から聞いた話。

「囲碁やる人が強くなるかどうかは、最優先事項じゃない。普及活動をする際に大事な事は、 “ 碁会所や囲碁教室に集まって、仲良く元気に囲碁を楽しんで貰えるかどうか? ” か どうかなんだ」
「まずは仲良く元気に囲碁を楽しむ。その中から、強くなりたい子や才能ある子が、院生や緑星学園に進めば良い。子供が仲良く元気にしている碁会には、囲碁に興味ある大人の人も集まってくれると思う」
「強くなるタイミングは人それぞれだから、強くなるのに焦る必要は ないはず。
 それに、 “ 囲碁やる人を全員強くしなきゃいけない ” と言うのは、囲碁を教える人の驕りなんじゃないかな?」

 「仲良く元気に」をモットーに囲碁普及をされていた人は、囲碁活動を地域のコミュニティーと考えていたのかも知れない。
 そんな事を思い出しながら、NHK教育の番組『くうねるあそぶ』 (2018年12月29日放送) を観ました。

【番組アドレス】
くうねる
あそぶ こども応援宣言 第6弾

 今回のテーマは、「こどもの孤立」「安心できる居場所づくり」

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