忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

仙北市田沢の水害 (妙な巡り合せ)

2013-08-11 | 日記
 田沢湖の畔(ほとり)、仙北市田沢湖田沢供養佛で大規模な土砂崩れが
あり住宅数棟が流されて多数の死者・行方不明者が出ている。
なくなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、行方不明の方の早期の
救出を願っている。

ここは今年春に訪れた場所だ。今年の春、福島・三春町の滝桜を訪れたあと、
岩手・盛岡の石割桜、角館の桜を見ようと盛岡から秋田へ抜ける途中で田沢湖に
立ち寄った。調べてみると、田沢湖に入る交差点を見落として少し行き過ぎてから
引き返したことがあったが、土砂崩れのあった場所は引き返した地点を少し行った
先である。

岩手~秋田の県境にある雫石でも洪水の被害があり秋田新幹線も止まっている。
この春、秋田新幹線に沿って走る国道を車で走った。

東北地方は、冬の豪雪では知られるが雨はそれほど多くはないはず。
それが一時間に100mmを超える雨量の集中豪雨というから驚く。
100mmといえば一杯にした盥を一気にひっくり返したような豪雨だそうだ。

もともと田沢湖は流れ出る河川がなく、流れ込む河川はいずれも中小の河川である。
ということは雨がそれほど多くはない地帯なのであろう。

今年の夏は梅雨が明けたあとに各所で集中豪雨が起こるなど、「過去に経験したこと
がない」きわめて異常な気象が続いている。


タイトルに「妙な巡り会わせ」と書いたが、訪れたあとで水害が発生したのはこれで
3件目。
S57年7月('82)の長崎水害、H5年8月(’93)の鹿児島水害、いずれも
直前の暮・正月にまだ幼かった子供たちを連れて旅行している。

なぜか我々がいったところで直後に災害が起こる。もちろん、行ったからと言って
必ず災害が起こるわけではない。しかし、「二度あることは三度ある」ではないが
三度も続けば不思議な巡り合せとしか言いようがない。

今年集中豪雨の被害を受けた、山口・徳佐や島根・津和野を含め被災地の早期の復旧
を願うばかりである。


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