今年1月末に執り行った33回忌の法事で親類が三列ある立派な胡蝶蘭
一鉢を贈ってくれた。胡蝶蘭は花持ちがよく、1ケ月以上咲き続けて故人を偲ばせて
くれると同時にまた楽しませてくれた。
普段なら花が枯れたあとはそのまま廃棄してしまうところだが、ネットで調べてみると
胡蝶蘭は植え替えがきくということが判ったので植え替えてみた。
立派な出荷用の植木鉢に小さなポットが3鉢入っていて、うち一鉢は根腐れを起して
いたので廃棄。残る二鉢を植え替えてみた。マニュアルどおり花の茎は根元から5cm
くらいのところで落として移植する鉢には新たに枯れ苔を追加した。茎を切る挟はやは
りマニュアルに従って火で炙り消毒した。これが2月の終わりか3月の初め頃。
胡蝶蘭はもともと熱帯樹林帯の樹木のウロに自生していて、時々薄日が当たり風通しの
いいところを好むとあるのでモミジの木立の根元に置いていた。それから5ヶ月の間、
時折散水するくらいで特に世話らしい世話もしていなかったのだが、昨日一鉢から
まっすぐに茎がのびて蕾らしいものが数個ついているのに初めて気が付いた。
一緒にモミジの幼木数本を鉢植えして並べているので茎が伸びているのに全く気が付か
なかった。それにしても植物の生命力に驚く。
花はどうも小振りのようだ。頂いたときのような立派な花は望めそうにないが、小さい
花でもいい、このまま順調に開花してくれるといいが・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます