忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

「人と付き合うときその友達をみよ」

2018-06-10 | 随想

昔から「人と付き合うときその友達をみよ」、また同じ意味で「友達を見ればその人の人となり
がわかる」といわれる。

第一次の内閣が「お友達内閣」と揶揄された、かの内閣の総元締めがそうだ。

現内閣も酷いが第一次内閣の時の取り巻き連中は特に酷かった。真っ先に頭に浮かぶのは
農林水産大臣の赤城氏。さまざまなスキャンダルの果て、顔中に絆創膏を貼って記者会見に
出てきたのにはびっくり仰天。
その前任の松岡氏も低レベルの政治屋だった。浄水器だったかなんだか悋気臭い政治活動費
の問題が表に出たが、もっと深い疑惑を抱えていたのだろう、最後は現職中に自殺してしまった。 阿蘇に高速道路を通す活動をやっていた。阿蘇をこよなく愛し、地震前までは毎年2回は
いっていたのでよく記憶している。建設運動に絡む何がしかの「甘い汁」があったのだろう。

さて、かの人の「お友達」といえば加計学園の加計孝太郎理事長。肩書きだけみれば立派な
教育者のように聞こえるがただの二代目。二人の馴れ初めは米国留学中でのことだというから
若かりしころ無鉄砲に悪さをやったただの遊び仲間に違いない。次元があまりに低い。
(あくまでちょび髭の貧相な顔立ちからだけの推測だが)

多分……、多分だが、こんな悪ガキの関係からして利益還元、つまり賄賂はないだろうと思う。
(その筋は研究し尽くしているから、あっても証拠を残すようなアホなことはしないだろうが)
だが金銭授受がなければ果たして責任がないのだろうか。総理大臣には忖度されるだけの
目に見えない力も持っているということを理解していなかったとすればそれだけで総理大臣と
しての資格がないのではないか。

またもう一方で、「お友達」の究極がその奥さん。かの昭恵夫人は「総理夫人」だの「ファースト
レディー」だのとおだてられ簡単に利用されてしまう。「瑞穂の国記念」という戦前戦中に戻った
ような、そして普通の人なら一歩引いてしまうようなタイトルがついた小学校の「名誉校長」を
いとも簡単に引き受けてしまう。単に奔放だとか脇が甘いというのではなく自分の立場も理解
しないただの「アホ」。

総理大臣としてその立場を理解していない夫。総理夫人として同じくその立場を理解していない妻。やはり「似たもの夫婦」なのだろう。

※新潟県知事選は自公の推薦候補が勝利した。「ほとぼりが冷めれば支持率は徐々に回復する」と高を括られ小馬鹿にされたも同然だが残念ながら的を得ている。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿