車庫の塀際に植わっているモクレンが満開を迎えた。
そこは当然隣との境界地付近。車庫は鉄筋コンクリート製なので車庫からは見えず、
また手前にある大きなカイヅカの影になってい自宅の方からはほとんど見えない。
従って車庫の前に白い大きな花びらが散り始めて初めて満開に気づくということになる。
今年はたまたま車庫の屋上に登る機会がありそこで写真に収めた。
モクレンといえばコブシ。開花の時期や花の形が似ている。ものの本によると
両者はごく近い親類同士で、モクレンは中国原産、コブシは日本原産ということらしい。
そしてコブシといえば、信州白馬の四十九院を思い出す。
田植え前の水を張った田圃の向こう側に2本のコブシがあり、水面に満開のコブシが
映ってそれは美しい。
確か「北国の春」という題名の歌謡曲に「…… コブシ咲くあの丘 北国のああ北国の春」
とあり、コブシ=北国の花 とばかり思いこんでいたのだが、白馬のコブシを見て以来
こちらでも山中にちらほらとあるのにはじめて気がついた。
モクレンが散ると次は桜。桜の開花が待ち遠しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます