しま美の 日々是感謝 日記

日々のくらしの出来事の中で何か一つ「良かった」を見つけます。時々「驚いた」「不思議だ」があるかも 京都市在住😸🐱🙀

稲川淳二さんツアー

2021-08-20 | 日記
こんにちは
今週は全国的に豪雨災害
またコロナ感染者数が最多などのニュース
日々心痛みます
被害にあわれた方、コロナ感染された方には
お見舞い申し上げます。
何もお手伝いができませんが、
明日は我が身と気持ちを引き締めて参りたいと思います

さてコロナ蔓延、大阪緊急事態宣言の中
恒例の稲川淳二さんの怖い話 「ミステリーナイトツアー」
大阪にて無事開催されました。(今年で29回目)
 *ナイトツアーとあるけど、真っ昼間でした!...(* ̄0 ̄)ノ
稲川さんは大阪のファンを、
ことさらに大事にしてくださって
「初めの頃大阪で盛り立ててもらった」と
大阪の地はとくに思い入れがあるようです。
それでなんとか中止にならなかったので
行ってきました。



稲川さんももう70歳を超えていらっしゃいますが
お元気そうで、
相変わらずの怪談トークを聞かせてもらいました。

怖い話というと
おどろおどろしい話、
オカルトに分類されたりしてますが、
稲川さんのそれは
ある意味ちっとも怖くありません。
最近 うるっ とくる
いい話も必ず入っています。

初めは女幽霊の話
稲川さん独特の擬声語?というのかな
カラーンコローン
トントントン(足音)
バタン、ドン
ザー、ザー
という言葉をとても効果的にお使いになって
頭の中に情景がワーッと浮かんできます。
大体結末は想像できるのです。
ああ、あれは幽霊だ
主人公がビビっているぞ
と思うとニヤニヤしてしまいます。
それが楽しいのです。



有名人の体験談もあります。
テレビではおっしゃらないのですが、
会場に聞きに行くと、
具体的な実名を出して下さるので
よりイメージが湧きやすいです。

うるっとくる話は、
函館の漁師さんのお父さんの霊。
漁に出てある日戻らなかったお父さん。
大人になってから結局息子は
お父さんと同じ漁師になった。
ある日漁に出て、お父さんが戻らなかったあの日のような嵐に見舞われる。
その時お父さんの強い手がしっかり息子の手を支え、舵を取ることが出来て
荒波を乗り切った。
その間ずっと、お父さんの乗っていた船の汽笛の音が聞こえていたとか。
そして息子は無事港に帰り着いた。
というあらすじではありますが、
稲川さんの語りだと
泣けて泣けて仕方ありませんでした。

稲川さん、いいお話しをありがとうございました。

心霊写真コーナーも
明るく楽しく解説してもらって
いつもならみんなでワー、キャーとか言うところですが
コロナのこともあるし
皆さん静かで
稲川さんとしては、
ちょっとテンションが上がらなかったですかね。

稲川さんはとにかく話し上手です。
恐い話だけではなく、
ファンをいつまでも惹きつけておく術をよくご存じで、
いつも舞台の最初は
「ただいま~」と言い
「ここへ来るとほっとするよ」
とか言って、
舞台の最後は
「皆さんから元気をもらって
一年、又一年と生きていけます」
みたいなことをおっしゃいます。
それでまた来年行かないといけない気にさせられるのです。
ストレートに”又来て下さい”
と言うよりなんと効果的な物言いなのでしょう。

私もついついずっと行っています。
いつの間にかX年。


稲川さんの事をお知りになりたい方はコチラ↓
とても良い記事だと思って
貼り付けておきます。

🧡💛💚🧡🤍💚🧡💛💙🧡🤍💙🧡💛💜🧡🤍💜🧡💛🤎🧡🤍🤎
稲川淳二が障がい者アーティストを支援する理由 育成プロジェクト「稲川芸術祭」がスタート(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース 



お盆の候

2021-08-15 | 日記
8月13日はあの世からご先祖様が帰ってくる
と京都では考えられていて
仏壇前に供物を供えるという
風習があります。
死者は3日間家族のところに戻ってきて、
16日に五山の送り火とともに帰って行く。
と言うことになっています。
しかし…
我が家は全くその風習を破っております。
実の両親、夫のお父さん、お母さん
ごめんね。
私たち2人とも一人っ子なので
他に親族集まる事も無くて、
つまり、他界した両親に、
「ごめんね」
と言いつつ、コチラの都合で
お墓参りのスケジュールも決めてしまって、
今週は後半激しい雨の予想だったので
13日より大分早めにお参りしてきました。
でもちょっとでも晴れ間のある日で良かったです。

夫の方の菩提寺は自然が豊かで
境内に色々趣のある植物がたくさんあって、
お参りの後はスマホカメラでしたが
写して帰りました。

サルスベリの木は
よく車道の中央分離帯のところに植えられているのを見かけます。
車で通るとき綺麗だなと感動しながら見るのですが
あの場所は写真を撮れる場所ではなく
残念に思っていました。
コチラのお寺に来て
ちょうど白と赤の花が満開に咲いていたので
ラッキー!


夫もこの花を間近に見られて良かった
と楽しんで見ていました。
これはサルスベリの花の後の実でしょうか。


それから
椿の実がなっているのを見つけて
へえ~こんな大きなものが出来るのね
と感心。

色がシブいですね。
お寺には合っています。

その横に生えている木にも
小さな実がなっていたので
なんとなく気になってパチリ
ちゃんと調べてないのですが、
お寺らしい感じがします。



お盆に合わせて
夕張メロンを取り寄せ。

もちろん私たちは
死んだ人のためというより
生きている人間優先で
生きている私たちがこのメロンを
喜んで食べることが
あの世の父母も喜んでくれることであると
そう考えております。
まだ生きている母の姉(伯母)にも
おすそ分けして
喜んでもらいました。

やはりメロンは生きている間に
食べれる時に、元気なうちに
楽しんで食べるべきです。

京都では、
初もの(季節の初成りの野菜や果物など)
を食べると長生きをするという考えがあるようです。
夫の母はスイカやメロンをおすそ分けでもって行くと
「おぉ寿命が延びる😀
と独特の京都弁でそう言っていました。
あの「寿命が延びる」
と言う表現がとても面白くて
しばしば思い出します。
お母さんもまだ生きていて
メロンを持って行ってあげていたら
また感激してくれていたかな。
お父さんもいつも喜んでくれていたな。
そんな思い出があります。🍈

ご訪問いただきありがとうございます。
次回も夏ならではの話題になる予定です。

😌 🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻💦








しま美が見た祇園祭2021 後編

2021-08-02 | 日記
こんにちは!
先週に引き続き祇園祭の話題。
先週は祇園祭、後祭の山鉾が建ちました。
夫の実家がこの祇園祭の地域に近いところにあり、
夫にとっては子供の頃から大変身近な祭であります。
今年2021年はコロナ問題で
山鉾巡行は中止。
しかし山・鉾を建てるかどうかは
それぞれ各町での判断となりました。
粽(ちまき)販売も各町それぞれ。
すべての山鉾を訪問できていませんが
北観音山(きたかんのんやま)、南観音山(みなみかんのんやま)、大船鉾(おおふねぼこ)を見てきました。

梅雨もあがって、暑いしイヤだな~
出かけるの、絶対午後12時とか1時とかあり得ない!
夕方に行こう、夕方に、
ということで、まだ明るい夕方に行きました。

夫の家から歩いてしばらくして
北観音山(きたかんのんやま)に来ました。



お囃子(はやし)の音は遠くから聞こえてきていました。
あ、今年は山の上に乗らずに町会所でお囃子か。
密を避けるためでしょうか。



山鉾にこのような豪華な飾り付けをするようになったのは室町時代から。
当時の豪商が、舶来の織物や高名な画家、建築家の細工物などを収集し、
山鉾に飾り付けるようになりました。

北観音山の南隣、南観音山です。



観音山というだけあって、観音様の絵の織物が掛けられています。



さらに道を南へ行きますと、
大船鉾(おおふねぼこ)があります。


船頭にあるのは龍です。
今まで白木でしたが今年から金箔が張られ、
ことしはゴージャスです。
平成26年に復興したところなので、すべてが真新しいです。


コチラは鉾に乗ってお囃子をやっていました。
手前の欄干に座っている人は鉦方(かねかた)
鉦方のたたくバチの先にカラフルな紐がついていて
バチを上下させると紐も上下します。
視覚的にお囃子を感じることが出来ます。

コチラは船尾です。

粽(ちまき)だけでなく、扇子や手ぬぐいなどを売っています。

去年の粽、一年間家の鴨居に掛けていたものをここに返します。

大船鉾の町会所。巡行するときに乗せるご神体(しんたい)ー神功皇后(じんぐうこうごう)が置かれています。

粽(厄除けのためのものですよ)食べない食べない。
その横は安産の祈願をかけた腹帯
大船鉾は妊娠中の神功皇后が船にのって戦争の指揮をとり、
無事勝利して帰ってきたという話が元になっているためです。

大船鉾のミニチュア。呉服の小物屋さんの店先。


早くコロナの災いが解決に向かいますように。
コロナの難を通して互いに支え合う事の出来る、平和な世界が来ますように。
オリンピックやっぱり開催しちゃいましたね。
それはそれでしっかり見て応援しています。
いろいろ励まされます。

それではまた。
皆さんお元気で。





しま美が見た祇園祭2021 前編

2021-07-25 | 日記
こんにちは!
先週に引き続き祇園祭の話題。
夫の実家がこの祇園祭の地域に近いところにあり、
夫にとっては子供の頃から大変身近な祭であります。
毎年必ず厄除け粽を買いに行かないとすまない人です。
例年張り切って家に提灯をつったり、
玄関をそれ仕様にしていたのですが、
今年は珍しくそれをしてないですね。
それでも粽だけは、と買いに行きがてら
山鉾建っている様子を写真に撮ってきました。

今年2021年はコロナ問題で
山鉾巡行は中止。
しかし山・鉾を建てるかどうかは
それぞれ各町での判断となりました。
粽販売も各町それぞれ。

いつも通り販売しているところ

粽とお守りのみ販売で
その他のグッズは無しにしているところ

すべての店頭販売はなしで
通販のみのところ

すべての山鉾を訪問できていませんが
私が歩いた範囲でご紹介です。

それぞれの詳しい紹介はコチラのHPが参考になります。

山鉾について(山鉾一覧) | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会 (gionmatsuri.or.jp)


先ず、蟷螂山(とうろうやま)に来ました
蟷螂とはカマキリのこと
山車の上に御所車、その上にカマキリが乗っていて
カラクリになっている。
御所車の車が回ると同時にカマキリが羽を開き
前足を振り上げる。
結構人気ある。
見てすぐに何か分かりますものね。


次、綾小路(あやこうじ)通りにある綾傘鉾(あやがさぼこ)へ。
祇園祭の山車は形状で3種類。
一つは鉾(先に尖った刃物がついている)
一つは山(先に松など木が一本立っている)
もう一つは傘、ご覧の通り。
車輪の付いた山車の真ん中にこの傘を指して動かす。
綾傘鉾は2つあって、ひとつは花柄、
ひとつは天女の図柄。
私はこの天女が見たくてここへ来る。
今年は見られた。天気は良くないが
やはりこの絵は優美でいいなあ。


おや、これは虫干しか?
貴重なカーペットを大胆にも通りの真ん中にかけておられました。
雷雨続きの毎日、つかの間の晴れ間にカバーを外したのかなあ。

コチラは町会所になっている大原神社
“縁結び・縁故守り”という御利益があるそうです。


ちょっと角を曲がると鶏鉾(にわとりぼこ)があります


軒下は鶏の彫刻

町会所の二階から鉾に上がる渡り廊下
大工さんの文字が、どの順に組み立てていくか
どのパーツがどこか書かれています。

縁の下の力持ち
釘を一本も使わず縄だけで建てています。
この縄の絞め方が引き継いでいきたい伝統文化ということです。
鉾建てをしない年があると
忘れちゃうからですね。
若い衆に教えないといけませんからですね~。


表通りに出ました。
四条通北側 函谷鉾(かんこぼこ)
ここも大変勇壮な鉾であります。

「鉾頭の月と山型とは山中の闇をあらわし、真木のなかほどの『天王座』には孟嘗君、その下に雌雄の鶏をそえている。」-山鉾連合会HP引用-

長刀鉾(なぎなたぼこ) 鉾先のみで失礼します。
あの辺は街の一番中心部でして、
すっきりした姿を写せないのですと、言い訳。(^0^;)

角のたばこ屋さんの風景

四条通南側 月鉾に行きます。
いつもなら人が満員電車のようになって
前へ進まないところ、
今年はこのようにそそくさと目的地へ向かって歩いています。
必ずしも見物に来た人ばかりではないようです。


大屋根の軒下に名人の作

左甚五郎の作と伝えられる、うさぎの彫刻
このうさぎさん、どう見ても可愛くない。
どちらかといえば恐い。
何かに怒っているのか?
わたしはいつもこの彫刻が不思議で
興味深く見ている。

霰天神山(あられてんじんやま)に来ました。

狭い通りに建っています。



左右の胴懸は上村松篁(昭和60年新調)、上村淳之(平成14年新調)親子の原画花鳥綴織だそう。正面は中国刺繍の太湖岩鳳凰図 かな。
火除けのお守り、火除け粽ということで
ここで粽を一つ買いました。

四条通南側 郭巨山(かっきょやま)
ここは今年は山建てず、
粽を買いに行く。
こちらの山の粽には小判が付いていて
金持ちになる期待を込めて?買う。
釜堀りの故事による。
昔郭巨(かっきょ)という人が貧しくて、家族を養えず困って
子を捨てようと決心して穴を掘ったら
小判がざくざく出て来たという。

四条通から新町通(狭い一方通行道路)へ
放下鉾(ほうかぼこ)
このときちょうどお囃子の音が聞こえてきました。
鉾の中に人影が見えます。あそこでお囃子をやります。

町会所から鉾へかかっている梯子が斜めになっているので
囃子方の場所は2階より高いところだと分かります。
下手に落ちると死亡事故にもなります。
それくらい高いところです。



ここまで先祭の様子でした。
後祭の山鉾は、
先祭の山鉾が片付けたあと建て始めて
一週間後、通常だと巡行ということに。
ちょっと前まで全山鉾が1日で一度に巡行していましたが、
最近2回に分けるようになっています。
もともと2回に分けていたところを、
昭和の後半と平成の時代の間
1回で全部巡行することになっていたようです。

長々と綴ってきましたので
後祭の様子はまた書け次第
ご紹介したいとおもいます。
お読みいただきありがとうございました。💦








祇園祭の候

2021-07-19 | 日記
こんにちは
もう早いもので1年の半分すぎました。
生粋の京都人は祇園祭の時期が来ると
一年の半分が過ぎたといいます。
祇園祭はほぼ7月中ずっと様々な行事があり、
真剣に関わっておられる方は、
7月はほぼ仕事にならないか
又は、仕事をしない。
室町の呉服商などは、ほぼ休業。
その祭が終わって、さあ暑い夏を元気出して
シャキッと乗り切ろう!
というのが今までのライフスタイルでした。
*注:京都市全域の住人がこうというわけではありません。昔から祇園祭に関わっておられる、京都市中心部の「町衆」と呼ばれてきた方々です。

しかし、今年はコロナの災禍により、
2年連続山鉾巡行中止となる。
これは太平洋戦争以来のことらしく
長い歴史の中でもなかったことのようです。

巡行はなくなっても、
それで祇園祭がなくなるわけではありません。
集まってワイワイやるのが祭りの目的でもないのです。
むかし、むかし、京の都に疫病が流行り、
疫病退散のため「祇園社(ぎおんしゃ)」(現在の八坂神社)にて66本の鉾をつくり祈願したのが始まりです。

各鉾町は対応はそれぞれですが、
なんとか山、鉾だけは建てたいと
今年は建てました。
京都の人の心の中には祇園祭が棲み着いている
というのが良い表現か分かりませんが、
何かせずにはおられないのだと思います。
何百年と引き継いできた文化なのですよね。

コロナだからと何もしないで
じっとしていたらいいのか?
何かするとすぐ批判者が現れますが、
感染について無知で不注意でないように
自分の身は自分で守る覚悟
があればいいんじゃないかしら。
と思っております。

ウチの人は毎年厄除け粽を買う人で
今年も無事、
思っている所の粽が買えたようです。

ただ、長刀鉾は今年は粽は通販のみとなっていて
直接買えませんでした。
ぐるりと一周、鉾が立っている様子を見て
今年はこれで見納めだ、しっかり見ておこう。
といいながら写真撮影、パチリ。📷
蟷螂山(とうろうやま)の町内の花屋さんで、
祇園祭のときに飾る黄色いヒオウギをゲット。



デパ地下でハモ押しずしをゲット。
祇園祭は別名ハモ祭とも呼ばれるように、
この祭りのときにハモを食べる習慣があります。
鰻の押しずしもついでに購入。

翌日はスーパーでもう少し安価な鱧寿司
こちらはそぼろを押したものです


まだ今週も後祭りがあるので
各鉾町の写真と解説はまた来週に
と思っております。

祇園祭の今年の日程や活動など
興味おありの方はこちらご参考にしてください。
是非来てくださいと言えませんが
何か用向きでいらっしゃった方は
見られるとよいかと思います。

京都 祇園祭2年ぶりの「山鉾建て」前祭参加の11基建ち並ぶ | 新型コロナウイルス | NHKニュース
2021年「祇園祭」の活動 ~来年の巡行再開を目指して~|そうだ 京都、行こう。 (souda-kyoto.jp) 

それではまた、来週。See you! 😉