毎年必ず行く「サンビーチ日光川」
今日は従弟くんも一緒です
スライダーがまだやれない太郎をパパが。
娘と従弟くんのスライダーを私が見守り
ひととおり遊んだ二人が
ウェーブの時間に今なら間に合う
と、走り出す
「浮き袋取ってくるから草履を脱ぐ場所で待っててよぉ~」
と声をかけ、あらかじめ決めた草履を脱ぐ場所へ急いで戻ると
脱ぎ捨てられ2足の草履
すでにウェーブが始まっていて
この大波の中に125センチ足らずの二人が、、
行っちゃった
心臓がどっくんどっくんと鳴りだした
波打ち際でただ立ちすくむ。
プールの真ん中あたりにパパと太郎を発見。
二人がいる事を知らないパパ。
呼んでも呼んでも大歓声と波の音で
私の声はかき消されてしまいます。
しばらくしてパパに泳いで近寄る娘の姿が見え
パパの口が「寿くんは?」と動き、首を振る娘の姿。
膝がガクガクとなり、心臓パクパク。
大波と歓声が悪夢に感じて涙が出てきた。
「無力」の二文字。
おろおろしながら5分にも感じた時間が過ぎ
ふっと見るとパパの周りに3つの頭
ヘタヘタ~っ
半分溺れかけた従弟くんがボビングしているのを
パパが見つけてくれました。
本人が冷静だった事、娘がパパまでたどり着いた事
パパが見つけれる位置に彼がいた事。
子育ては運が良かったとしか言えない事が多々あります。
すぐに立ち直る子供たちに救われながら
これも夏の思い出
溺れかけた彼は「めっちゃビビった」と笑って言うけど
子供たちの命の教訓になってくれる事を願う