「エイムの窓口」

なんやかんやで起業から10年超え!日々の業務掲載と日常の出来事を綴るブログ!

どうすれば・・・・

2009-04-06 19:05:36 | 社会

弊社の柱であります、不動産業。

建築工事や、セジュール仙台(レンタルルーム)、介護保険住宅改修なども

業務として行っておりますが・・・・

 

 

弊社の専務(かみさん)は、元々介護職に就いておりまして、介護の知識や

身体状況によって起きる障害など、ある程度の知識を持ち合わせています。

 

現在弊社近くに、障害者支援施設があり、そこから自立して住居を探す為の

お手伝いを、専務が中心に行っております。

専務は不動産の知識は、現在実戦業務と平行して覚えており。。

しかし、最近不動産に対して非常に不満をお持ちです

 

身体障害、精神障害を患った方に住居を、介護者・本人の目線で

必死に探しておりますが、「障害がある」と言う理由で、断られたり、

「住宅内の改修工事は駄目」だとか・・・・

収入、保証人問題など、様々な問題を抱えた方に住居を見つけられずに

おります。

確かに障害の度合いによっては、自立そのものに疑問を抱くケースも

あります。

本人の意思!をできるだけ尊重し、実現に向けた手助けはしたいのですが、

現実そう簡単にはいかないですね。。

 

居住地を提供する大家さん、管理会社も引き受けたらそれなりの

責任を負うわけですから。

 

 

なによりビックリするのは、非常にこのようなお話が多いと言う事!

数件の障害者さんの住居を見つけて来ましたが、

各近隣の区や市町村にある支援センターからも依頼が入るようになり。

それだけ見つけるのが困難で、不動産会社から門前払い的な

対応されているのですね。

 

実際、生活保護を受けておられる方が大半で、住居の賃料上限もあり、

車椅子利用、公共交通手段必要など、制約が多く探すのが困難で・・・

言い方が悪いですが、不動産会社にとっては、おいしくない案件ですね

でも、こんな仕事でも気持ちよく引き受けてくださる会社さんも中にはあります!

 

弊社も介護のプロがおりますので、積極的に取り組みたいと考え、

自ら営業に行って、情報戴いております。

 

 

 

アパートやマンションの空室率もかなり深刻な問題ですが、

健常者のみにしか貸せない現実・・・・・

これだけ身体・精神障害の方が多いという現状、

今後不動産会社として、真剣に考えて行かなければ

と思っておりました。

 

 

なんとか、今直ぐにでも住居を必要としている依頼者に、

見つけてあげたいと、毎日物件検索している専務。

 

私に色々聞いてくる時に、「そりゃ無理だよ~

と返答してしまうわたしに、少し怒り気味

 

もっと余裕を持ってお話を聞いてあげて、的確なアドバイスを

し、一緒に考えなければ・・・・・

 

誰か『障害者専用集合住宅』とか、始めてくれませんかね~

 

今後の課題ですね!

 

しかし課題の多い会社ですわ

 

 

コメント (18)
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