よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

7日目 夏至も近い5月の半ば

2012-05-24 | 



気仙沼大島の休暇村ロビーに翌日の日の出時刻が掲示されていました。 その時間4時半ば・・・

6時に起きたとしても既に陽は高くて、寝坊したような気分になるこの頃です。

というわけで、起床4時! 旭日を拝みに いざ亀山山頂へ!



後になって知ったのですが、この大島には鳴き砂の浜があるそうです。 津波を受けても健在だということで、また行ってみたい気仙沼でした。



気仙沼の市街に残された貨物船。 異様な光景です。



気仙沼から直線距離にして20kmほど南下したところにある歌津



志津川の町外れにある神社前にて・・・



石巻市、石ノ森萬画館にて 
震災から1年余りが過ぎて瓦礫の撤去はほぼ終わったようです。建ったままの家も多いので、被害は少ないのかと思いきや、死者、行方不明者の数は一番多くなっています(突出している)。 不思議に思って 「津波詳細地図」 という本を見てみれば、低地にひろがる街の規模が大きいことと、入り組んだ海岸線が多いことから、その分被害も大きかったようです。 と比較してもしょうがなくて、とにかく頑張ろうニッポン・・・



 

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6日目Ⅱ 気仙沼大島

2012-05-24 | 


普代村から気仙沼へ至る道沿いは、リアス式海岸のメイン通りのようなもので風光明媚な景色が続いています。 しかしながら通り過ぎる町々の様子は被害甚大で、どうしてもそこに目が行ってしまいます。 眺めを楽しむよりも悲痛な感じで、淡々と国道を南下して気仙沼へ。 途中、強風にあおられて冷や汗かき通しの道中でした。 その風の強さたるや停めたカブが、少し離れている間に横倒しになったほどです。 そうこうするうちに気仙沼。  その港からフェリー乗船20分ほどで着く大島にある休暇村に到着。



大島の亀山山頂から気仙沼の方を眺める。 遮るものがない山頂展望台は、手すりにつかまっていないと飛ばされそうな強風でしたが、眺めは最高です。





ところで、気仙沼に着くまでに通り過ぎた海に面した町の多くは、後ろを山に囲まれて比較的小さなところが多かったのですが、その分街の大半・・・というか、全体が壊されていて、建物の基礎だけが並んでいる中に、鉄筋コンクリート製の公共施設、あるいはホテルなどの骨格が、ぽつん ぽつん と残っているといった感じでした。 そして街を守るはずだった防潮堤も無残に破壊されていました。 その防潮堤ですが、造られていたのは岩手県側で、宮城県側には見当たらなかったように思います。 今回の津波が堤防を越えなかったとしたら、また越えたとしても破壊されなかったとしたら(普代村では津波が堤防を越えたものの壊されはしませんでした。その結果、津波の勢いを削いで、引き波による被害も免れたのではないでしょうか。 他の場所では、堤防が破壊されて引き波により海へ浚われていったとのことです。また津波は繰り返し襲ってくるので、その差は歴然のように思います)、 岩手と宮城にて被害は大きく違っていたかもしれません。 行政の考えか、地形や街のあり方により堤防を築くのに無理があるのかもしれませんが・・・気仙沼以南、宮城県側は無防備だったように思います。

さて、気仙沼も大きな被害に遭っているのですが、高台にある民家やホテルは無傷のようです。週末ということもあってか、そのホテルの前には大型の観光バスが何台も停まっていました。 
無傷だったところが活性化して、少しでも早く復興できればと思いますが、被災地の惨状は目を覆うばかりであり訪れる方も心境複雑であるに違いありません。

それでも、みんな元気をだしていくしかないのです。

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