カブの走行距離、出かける前が18650kmでした。
帰ってみれば20943kmで、旅で走った道のりは2293km。
使ったガソリン36.19? で、旅の間の燃費が63.4km/?。
ところで、山形から新潟に入ったところあたりから、減速時にガチャガチャと不審な音が出始めました。
これはヘンだと思い、ガソリンを入れたついでにチェーンを見ると・・・伸びているのだろうという予想に反し、弛みがほとんどゼロでした。
こりゃ益々ヘンだ! と、よ~く見てみると、殆どのリンクが屈曲したまま連なっており、そのせいでチェーンの長さが見かけ上縮まっていたのでした。
すなわち油切れにより屈曲不良を起こしていたわけです。
この時点での走行距離が20500kmほどだったので、家を出てから2000km近くほったらかしでした。
それまで500km毎に注油していたことを思うと、こうなってもしょうがないかもしれません。
とりあえず ガソリンスタンドでオイルジョッキの底に残っていたエンジンオイル頂いて振り掛けて再出発です。
すると、あーら不思議、不審な音は消えて とても快調です。
それ以来、今に至るもそのままですが、屈曲不良は解消し油切れも無く良好な外観を呈しています。
ただし、屈曲不良が解消した分、そのときに摩耗伸びしたのでしょう、弛みが大きくなっていました。 それを調整すると下の写真の如く新車時(矢印部分の傷が新車時のときのものだと思います)から3mmほど伸びているようです。 スプロケットの前後軸間距離は約469mmですから、約0.6%伸びたようです。 チェーンの摩耗伸び限界は2%程度とのことなので、 限界までには・・・
2%÷0.6%×2万km≒6万km とすれば、まだまだ使えそうです。
それと、余りもののエンジンオイルで事足りるなら高価なチェーンルブは不要かな?
それ以外、汚れと錆を別にすれば、相変わらずに軒昂なカブであります。
十和田湖にて