おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

快晴の空のもと火は踊る(2015 阿蘇野焼きⅠ)

2015年03月10日 06時30分33秒 | 日記

 

この時期の風物詩である野焼きは、原野の害虫駆除と灌木の繁茂を防ぐためおこなうもので

阿蘇外輪山一帯から九重などの、九州山地でほぼ一斉に行われる。

これを行うことで、阿蘇や九重高原の青々とした草原が目を楽しませてくれる。

 

これまでも、毎年行ってみようと思うのだが、菜種梅雨といわれるこの時期は

結構雨がが多く野焼きの実施日が雨で流れることが多く、他の行事と重ってしまって行ったことはなかった。

今年も、週刊天気予報では、早い時期から雨マークが大きく表示されていた。

半ば諦めていたが、前日の予報では前線が北上することもなかったのか、阿蘇地方は大きな晴れマークがついていた。

それではと、4時起きして6時に高速に乗っていた。

 

交通規制のない道路を選んで大観峰へ、噴煙を上げる中岳を含めて阿蘇五岳もくっきり眺望できる。

野焼きの準備をしてあった地元の方に話を伺うと、大観峰は1時に着火の予定だと聞き

それではと、阿蘇の米塚へ

待つこと1時間、米塚のはるか裾野から煙が立ち上ると赤い火柱がたった。