クマバチはその名が示すように熊のように体がでかく、おまけに羽音もブンブンとかなりの音がする。
よほどのことがないと刺すことはないが、知らないとクマバチが近寄ってきただけで後ずさりしそうである。
オスは刺す針さえ持たず、メスのみが針を持っているが
メスの機嫌が悪いか逆鱗に触れなければ、痛い思いをすることはない。
これだけ図体がでかいのに、あの羽根で飛ぶことが謎だった時代があるという。
ちゃんと花から花へと忙しげに飛び回るしホバーリングもお手の物である。
よく見ると、愛嬌のある顔をしている。
この時期、殺人蜂になるスズメバチは顔からして怖そうだが、クマバチは見方によっては癒し系のハチかもしれない。