佐世保市田平町にある田平天主堂は、長崎の教会群とキリスト関連遺産のひとつとしてとして、世界遺産指定の登録を目指している。
長崎県におけるキリスト教の布教と弾圧の歴史は、江戸時代の長きにわたり続いた。
やがて明治以降の宗教が認められるにいたり、布教活動も広まっていった。
03年に国の重要文化財に指定された、田平天主堂は当時教会建設の第一人者でであった鉄川与助の手によるものだ。
鉄川は、福岡県三井郡大刀洗町にある今村教会も手掛けている。
久々に教会を訪れた。数年前まではイブの夜のミサを撮るために数度通った。
雪が舞い散ることを願って足げく通ったが、雪がちらつくことはあったが期待通りはいかなかった。
当時と比べ雰囲気までも、なんとなく重文になってきたような気がした。