トリップアドバイザーによると、今年の「紅葉の時期に行きたい! 口コミで選ぶ日本の滝ランキング」で
鍋が滝が堂々の一位に輝いていた。
昔に比べると駐車場が拡張され、周辺も整備されたのがその証なんだろう。
人が少ない早朝に行くことが多いので、そんなに人気になっていることは知らなかった。
今年は鍋が滝に訪れたのはは初夏以来なので、紅葉とあわよくば光芒をと思っていた。
早起きして、4時には家を出て大分道をひた走った。
早く着きすぎたので、ちょっと期待しながら阿蘇谷を覗いてみた。
阿蘇谷はうっすらともやがかかる程度で、居並ぶカメラの期待を裏切っていたが、綺麗な朝日がが昇っていた。
7時過ぎに小国に戻った時は、更に霧が深くなり町が白いベールの中に包まれていた。
昇った太陽も霧の中で白い鈍い光を放っていて、鍋が滝にも光が差し込まない。
1時間ほど粘って待ったが、あたりが多少明るくなった程度だった。
わずかに光が届き、滝の右岸側の黄色いモミジが鈍い光を放つ、しかし、なかなか霧がはれない鍋が滝を後にした。
スタートの微妙なズレが、この後一日付きまとうことになる。