このところの福岡は、夏に戻ったような日が続いている。
一時期しのぎやすくなったが、夜もエアコンが欠かせないでいる。
ずいぶんと足が遠のいていた
海の中道海浜公園に行ってみようとホームページをのぞいていてみると、
彼岸花が咲いているからおいでよと手招きをされた。
だだっ広い公園のを横切り、
彼岸花が咲いている辺りにたどり着くまでに、
三脚を据えるのさえもおっくうになるような汗をかいてしまった。
暑過ぎた夏と開花の頃の長雨で例年に比べると、彼岸花も勝手が違ったみたいで、
あの妖艶な真紅の赤にはなりきれず、色がのりきれない花が目立ち、
こんな天気やってられないよとでもいうように、
早々と今年の役目を終えて来年に向かっている前向きな花も多かった。
フラワーミュージアムも、この時期そそられるような花もなく、
賑わっている隣のサンシャインプールからは、
ひっきりなしに流れてくる「あれはダメこれもダメ」と、これでもかこれでもかという
注意喚起の騒音に追われるように早々に引き揚げてきた。