HAKKEYOIは、もう一つ競技を残しているが、オレのなかでは大会を飾るメインイベントである。
直径2m程の発泡スチロールを土俵に見立て、最後まで残ったものが勝ちの競技である。
ハッケヨイ開始のアナウンスがあっても、最初は恥じらいとおしとやかさが土俵の上に漂っている。
しかし、それはすぐに打ち破られ小競り合いから本気モードへと一変する。
発泡スチロールの土俵が傾くとバランスを崩した、パフォーマーがドドーっとガタのなかに消えていく。
あとはポジショニングをうまくとり、押し出して一人残ったものがチャンピオンとなる。
熱戦を観戦しやんやの盛り上がりを見せるギャラリーからみると、関係者に土俵の前に座り込まれると肝心な表情を見逃してしまう。
安全対策上仕方がないのだろうが、なんとくごちゃごちゃ感がにじみ出てしまう。
2015年は障害物が何もなくスッキリとしていて、パフォーマーの口惜しさが伝わってきたのだが。
何はともあれ危ぶまれた天候にも逆転勝利し、大会を盛り上げた多くの関係者、パフォーマーにギャラリーとしては拍手を惜しまない。
お疲れさまでした。
来年も天気に恵まれますように。
余談、今年のガタリンピックの写真は、インパクトに欠けていたとの写友の鋭い指摘にそうだろオレもそう思っていた。
確かに。
2015 Hakkkeyoiより