今年のクリスマスは、38年ぶりに冴えわたる夜空に満月の青い光が輝いた。
6時半過ぎの月の出を待っても、なかなか月が顔をのぞかせない。
東の空にわずかに雲が横たわっていた。
しばらくすると横たわる雲の上のほうが、明るくなり月が顔を出した。
それからは、あれよあれよという間に月は上ってゆく
声をかけてもよさそうなカップルにお願いして月を見上げてもらった。
次に満月とクリスマスが重なるのは2034年。
この若いカップルは、子供に囲まれダイエットが気になる年になっているのだろうし
この私は、暖かい海で念願のミノカサゴに生まれ変われているのか
はたまた、ベッドの上でわけの分からない事を言って周りを困らせているのだろか。
月の光は、誰にも均等に降り注ぐが、お日様と同様に時々雲に隠れることがある。