おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2015天神警固公園イルミネーション (見上げた頭上に光り輝く都会の夜がある)

2015年12月24日 07時00分30秒 | 日記

 

福岡市の繁華街である天神のビルの谷間に警固公園はある。

老朽化や防犯上の理由などから2年ほど前にリニューアルされた。

雑然とした雰囲気はなくなり、都会のオアシスとして市民に親しまれている。

冬の夜の街を華やかに飾るために、今年もイルミネーションが輝く

すっきりとした、公園はその分目の高さの位置に目を引くキラキラ感はあまりない。

頭上を見上げるとまだ葉を落としきっていない木々たちが、LED電球の配線でがんじがらめに縛られていようにみえる。

まぁ、都会の木々たちもこのくらいの明かりで、めげることはないだろうが

夜空に浮かぶ木々の枝から、もあっーと妖気が漂っているように感じる。

 

 

 

 


2015 極寒のミッドナイトにそれは始まる 3 (糸島市熊野神社白糸寒みそぎ)

2015年12月23日 07時00分42秒 | 日記

 

年男達が米を研ぐ間、水温7度の川の中で男たちが胸まで水に漬かり

子供のように水を掛け合いお互いの体を清めあう。

10分ほどして米が研ぎあがると年男たちを先頭に、男たちが川付川から上がり熊野神社へと向かう。

神社の境内では焚火がたかれており、男たちが冷えた体に暖をとる。

炎のゆらぎの向こうでは、緊張がとれた男たちの顔が緩んでくる。

1/fゆらぎといわれるものは、人体に心地よさを与えてくれるといわれている。

密集の中でカメラを高く掲げて撮ったのだが、男性の腕がニューと伸びてきて親指を立てた。

ボツだなと思いながらパソコンの画面で見ると面白かった。

今年の厳冬の川の中の10分間の出来事を、すべて物語っているようでグーーーッドだった。

 

 

 

 

 

 

 


2015 極寒のミッドナイトにそれは始まる 2 (糸島市熊野神社白糸寒みそぎ)

2015年12月22日 07時00分09秒 | 日記

 

 

厳冬の川に入った3人の年男たちが、桶に入った今年とれた奉納米を川付川の清流で研ぐ。

子の間約100人の男たちは、オイサ、オイサの掛け声をかけながら、堰上げられた川に腰までつかって円陣を組む。

やがてあちらこちらで小さな円陣ができる。

冷たい水で赤く染まった背中に腕を回し肩を組み激しく動く。

ボルテージが上がってくると、あちらこちらで水しぶきがあがる。

子供ように無邪気に冷たい川の水を掛け合う。

どの男たちの顔にも笑顔が溢れていた。

もちろんこのお祭りにも、大人に混じって小さな子供たちも参加していた。