邂逅

2011-06-17 18:31:54 | 大きなこと
今から一年前、ちょうど去年の夏至頃ですけど、東京に行きました。


先に結論を言うと、その時の出会いとかが、今にすごく生きている。だから、今振り返ってみると、「あれから一年経ったのか」って、すごくしみじみとなるんですよ。笑


去年の、6月16日から、18日。

確か、金曜日から日曜日まで、三日間。


東京、というか、関東に行こう、と思って。


その二ヶ月前に、アイセックのイベントで呼ばれて東京に行ったのもあるのですが、


その時は単に、「夏至の日に夜行列車に乗りたい」っていう、不純な動機だったんです。笑


6月って、普通は大学とか授業があって、なかなかどこにも行けないんですが、その時は、たまたま夏至が日曜日?で、

「夏至の朝を、夜行列車の中で迎えたいなー」と思って、それで、大阪と新潟を結ぶ急行「きたぐに」を使って、少し遠回りして、東京に行こう、と決めたんですよ。


特に、することも決めてなく、とりあえず三鷹の、ジブリ美術館に行こう、っていうのだけ決めてて、

宿泊費を抑えるために、知り合いの家に泊らせてもらう、と思って。

その時に、「じゃあ四月にあった、アイセックの人ともう一回会おう」ってことにして、泊めさせてもらったりした。

今思い出したら、やっぱり厚かましかったですね(笑)


去年のあの時は、基本的に雨で、ジブリ美術館も雨、新宿御苑も雨、江ノ島でも、てっぺんだけ見える富士山を見て、早稲田大学にお邪魔したときも雨だった。


とにかく、雨しか降ってなかった。


そんな中で、早稲田のアイセックの人に止めて、教育とか将来の夢について語ったり、


次の日には、アイセックを通じてインターンに行こうと思っている、って子の家に泊めてもらって、


このときは、午前3時就寝、午前4時半起き、っていう意味不明なことして(苦笑)


でも、就活とか、大学時代に取り組んでることとか、いろんなことを夜通し語り合った。


ちなみにその子とは、この三月にインドで、きちんと会いましたよ。


そんな出会いがあって。


そして何より、偶然「イベントあるから来ない?」って言われて参加した、SFC(慶応湘南藤沢)で、現在のインターン先の関係者と初めてお会いして。


その時は、インターンとかもちろん考えてなかったけど、講演で「これからの日本の可能性」「日本が世界に誇れるものは何か」っていうトピックについて、考えてワークショップをした。


ちょうど、ポーランドで僕も同じことを考えて、将来は「日本と世界を繋ぐ仕事がしたいなー」って思っていたから、このワークショップは本当に面白かった。

後の食事会では、その講師の方と話をする機会があって。


その時は、講師の方が二人来ておられて、一人は会社の社長で、もう一人がその社員の人だった。

食事の時には、とても社長の方と話がしたかったけど、座った位置が少し離れてて、もう一人の社員の方と、隣でいろいろと話した。


実はその社員の人が、新しく会社を起こして、現在のインターン先の社長になられたんやけど、


今思い返してみても、あの時隣に座ったのは、これからもお世話になる前兆だったのかも、って思う。


当時は、もちろん今、こんな風になるとは思ってませんでしたよ笑。


社長の方と話できないなー、なんか悔しい!とか思いながら、社員の方と、僕のポーランドの経験や、その方のお仕事のこととかを話して、


次の日、神戸に帰ってきてからお礼のメール送って。


そして、9月の終わりまでは何も音沙汰なかったのに、「確かインターン受け入れる、って言ってたな…」って思い出して、


社長の方にメール送ったら、代わりに社員の方が返信下さって、


「うわー、インターンめちゃくちゃしたい!!でも、さすがに神戸と東京やから、物理的に無理やわー」って思って、でも自分がポーランドで考えたこと、とか、これからしたいことを延々とメール打って送ったら、


「もしよければ、一緒に関わってみませんか?」って言われて、「えっ??」ってなって。


それからもう、9ヶ月くらいインターンしてるんだよな。
(といっても、週一回とかやから、時間に換算したら、とても少ないけど)


やけど、その間に、働くってことについて考えたし、それが楽しいってことも自分で感じたし、会社の仕組みとかビジネス方法について、少しだけやけど分かったし、何よりも経営者ととても近い距離で、いろいろ話したし。


その上で、今じぶんが「こんなことしたい!」とか、「将来は起業したいなー」っていう、夢を持つことができた。



だから、夏至の日は、自分の中で記念日にしたいのです。笑


考えてみると、すごいこと。


「夏至の日に夜行列車乗りたいなー」っていう、軽い気持ちで東京行って、


そこから巡り巡って、ここまできた。


バンプのStage of the ground じゃないけど、


「古い夢を一つ犠牲にして 大地に立っているって気づいた日」


そんな世界に生きていて、本当に嬉しい。楽しい。


ありがとう、っていろんな人に言いたい。





ちょっとのろけすぎた。笑

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