ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

9/30(火)AI様7回目の訪問 正論バカが跋扈する世の中 ・・

2014年09月30日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 AI様で久々に演奏しました。
他のことでは、ちょくちょく伺っているのですが・・・
「何時でもやって下さいよ」と代表から言われているのですが
忙しくてなかなか機会がとれませんでしたがようやく本日訪問しました。

ここのモットーは、あくまで自立の奨めです。
車いすに頼らず職員が手を貸して自分の足で行動する・・
それによって精神力も鍛えられます。

施設によって雰囲気はさまざまです。
今日の皆さんは、お行儀が良く?おとなしい雰囲気の方が多かったような気がします。
元新聞社にお勤めの方は、なかなかのダンディで品の良い方でした。
終了後皆さんとお話をしましたが、楽しかったです。
秋の風景・カナダにて

先日の新聞記事で、「施設に年寄りを預けたら”縛られていた”けしからん!」と
抗議があり役所も対応に追われた・・そんな内容の記事でした。

私も昔、義父が病院でそんな目にあっていて、
その時は「なんてこと・するんだ・・!」と思いましたが
こうやって色々なところに伺ううちに
実情も良く知らない者が、はたして安易にそんな事が言えるのか?と思えるようになりました。

実際に自分の身に災難?が降りかかってこそその大変さが初めて分かります。
自分の汚物を手でそこらじゅうに擦り付けたり、
深夜の徘徊など自分の身に降りかかってきたらどうでしょうか?
知人も、奥さんが痴呆で大変なご苦労をされていました。
筆舌に表せぬくらいの苦痛・ご苦労のようでした。
いっそ妻の首を絞めて・・・自分も・・
そんな思いも自分の身に降りかからなければわからないでしょう!

TVで施設の責任者が平身低頭して謝罪しているのを見て気の毒に思いました。
施設でも安易にそんなことはしません。深い理由があります。
大げさに騒ぎ立て不満があるのなら。
「そんな大事な親なら、他人に預けずにご自分で面倒をみたらどうですか?」と
言いたくなります。

正論バカという言葉がありますが、
100%正しい事など世の中にあるのかないのか私には分かりません・・・・。
そんな思いで9月の演奏も無事終了しました。

コメント
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