8/17(月） NIC様No.25 スイカを頂きました

先月はお休みを頂いていましたが１か月ぶりに訪問・・
利用者の皆様もお元気で安心しました。

お馴染みのアブナイ男性元教師・・相変わらず隣の女性を口説いています。
「あんたと寝たいわ！/いくつになったね！・・」驚・汗
センセイは昭和生まれ・７●歳・・・相手は大正生まれ・・オントシ９５歳・・・
大いに頑張って頂きたいと思います。
職員の方のお話では「触らなければいいのですがねぇ～～笑」
元気があることは好い事デス！

演奏の方はおしゃべりと
「麦と兵隊」等１５曲・・1時間の演奏で終了。


他のリクレーションでは、こんな事も行われていて楽しそうです。

終了後お茶とスイカを頂きましたが甘くておいしかったデス。
おまけにカットして残ったスイカをお土産に頂きました。
スイカの好きな私としては大喜びです。遠慮なくゴチに・・・・。

職員の方々にも良くして頂き気分よく８月の予定は終了しましたが
８月後半は夏休みをとり・・９月に備えたいと思います!(^^)!
健康であることに感謝！

8/15(土） AK様No.72 たまごの騎士・・・

　地獄の釜の蓋も閉じるというお盆ですが、
我々には関係ありません。ホームの職員の方々も勤務に汗を流していらっしゃいます。
今日は久しぶりに、美人？職員”Jさん”にお会いしました。
「あらぁ・・何故か髪の毛をバッサリ切ってしまって・・・・」
確かにこのほうが、勤務にはいいかも知れませんが・・まさか？？？
イヤイヤこのような言葉は、セクハラになりそうなのでご法度ですが・・
とにかくお元気そうで安心しました。

今日の演奏曲は「ふたりは若い・隣組・われは海の子・ああそれなのに・美しき天然
海・ほんとにほんとにご苦労ね・戦友・誰か故郷を想わざる・異国の丘・青い目の人形
長崎の鐘・岸壁の母・かえり舟・フランチェスカの鐘・りんごの唄」でした。


途中の休憩で戦時中の貴重品「卵」の話から・・・
エッグスタンド”たまごの騎士！”をお見せしました。
ちょっとした物を見つけて皆様にご紹介していますが
おおむねご好評を頂いております。
これは、ゆで卵を騎士の格好をした容器に入れたものです。
可愛いですね！

今日の曲を聴いて子供の頃を思い出して・・
色々な話をされた男性の方。
当時の様子を話して下さった女性・・
高峰三枝子さんがお好きだったと伺いました。

色々な会話を参考にして、今後の演奏曲選曲に生かして行きたいと思います。
今日は１００歳の方の誕生祝も行い、お祝いしました。
又、皆様にも元気で歌って頂けて気分よく帰途に着きました。

8/13 AIK様No.31 戦争はスキかね？

　先月はお休みをいただいたので１か月ぶりに訪問・・・
黒板には、楽器の名前がたくさん書いてあったので
「これは何ですか？」と聞くと
午後からハーモニカ演奏があると言うので
午前中に皆さんで学習なさったとか・・・


相変わらずラックは整理整頓されていなくてグチャグチゃでしたが
今日のお世話係りの方は、大変感じが良く演奏もしやすく感じました。
戦時中から戦後の歌を中心に演奏したところ・・
認知症の男性に「アンタは戦争が好きかね？」と問われました。
モチロン戦争は大反対ですので、そうお答えしましたところ
「ソウ・・」と言ったきりでした。
認知症の方も戦時体験は何時までも心に残っているのでしょう。
かろうじて戦争を覚えている私としても「戦争を起こしてはならない」
その気持ちは決して変わりません。

久しぶりに五島列島出身のご婦人がいらしたので
「五島列島」に旅をした時の写真をお見せしました。
しかしあまり反応はなく「あんた達、五島に来た時に私の家に泊まったね！」と
以前と同じことを繰り返し言われました。・・
芸人が島に来たとき、昔豪商だったその婦人宅に泊めて面倒を見たらしいのです。

「そうですね！その時はお世話になりましたね」
話を合わせてみると笑顔でうなずいて・・・ご機嫌です。

最近ようやく認知症の方の扱いが少し分かってきたような気がします。
決して怒らず、丁寧に、相手を立てるようにして・・・
云ったことはすぐ忘れてしまわれるので多少のウソは大丈夫です。
相手を気分よくさせて上げるのがコツのようです。

8/10 AAI様No.13 芥川賞「火花」・・「花火」？？

　AAI様には、ここのところ毎月のように伺っていますが
今日は職員の方も利用者の皆様も温和で大変演奏がしやすく感じました。

開始前に少し時間がありましたので「軍歌」を演奏しましたが
反応が良かったです。
戦前戦後の大変な時代の歌を中心に４５分演奏・・・
アンコールを頂き「東京ラプソディ」で締めくくりました。
なかでも「長崎の鐘」を聴いて涙されるご婦人が・・・
ご自身が長崎の御出身とかで昔のことを思い出されたそうです。
昨日は「原爆」が落ちた日ですが、人に命は一寸先は闇・・・
毎日を大切に生きなければ・・と思います。

私も弱い人間ですのでいつも演奏後、皆様の評価が気になります。
喜んでいただけたのか？・・・なにかご不満がなかったか？

評価と言えば、今話題の小説「火花」の中にも掲載されています。
主人公と破滅型の先輩漫才師の会話ですが・・

「ネットで他人の事をクズみたいに書く奴がいっぱいいるじゃん
作品とか発言に対する正当な評価やったら、しゃないやん
それでもくらったらしんどけどな・・・・（中略）
だけどな、それがそいつの生き延びるための唯一の方法なんやったら
やったらいいと思うねん。」・・・（中略）

しかし「周りの評価気にしてもつかれるだけやん。
極論そこに書かれていることでお前のつくるもんって変わるの？」
「一切変わりません」
「せやんな。俺等、そんな器用ちゃうもんな。
好きなことやって面白かったら飯食えて
面白くなかったら淘汰される。それだけのことやろ？」

そうです。受けないと感じたらその時がボランティアを辞める時です。
淘汰されればいいのです。

話は変わりますが・・・この小説の題名の「火花（ひばな）」を・・・・・
「花火（はなび）」と思っている方はいませんか？・・（笑）
結構いるんですヨ・・・これが・・・アタシの周辺にも居たんです・・（笑）
もっとも最後の章で花火が関係する場面が出てきますが・・

未だお読みでない方は、一度お読みになるといいかも・・・
人間の葛藤が素晴らしい表現力で書かれています。

8/6 UD様No.58 愛は人を優しくする？・・時すでに遅しかも・・

　いつものように利用者の皆様の笑顔で迎えて頂きました。

今月のキャラクター（Uちゃん）には、防空頭巾をかぶせてみました。
８月６日は広島に原爆が投下された日ですので
その時期にふさわしい曲「誰か故郷を想わざる・涙そうそう」等を演奏。
比較的真面目に戦時中の話などをしながら
４０分プラスアンコールで無事終了しました。

話は変わりますが「徹子の部屋」に歌手の奥村チヨさんが出演されていました。
私が若い頃,一世を風靡された女性歌手です。
もう７０歳近いと思いますがとてもお若く見えました。
奥村さんのご両親は９８歳と９７歳で亡くなられたそうですが
最後まで面倒を見られたそうで、
「両親には例え寝たきりになっても生きていてほしかった」・・・と
述べていらっしゃいました。
身体の弱かった幼少の頃から、ご両親に大変可愛がられたそうですが
歌のイメージとは想像できない位、優しくて素敵な女性で驚きました。
邪魔者にされる老人が多い中、
こんな風に思ってくれるお子様を持たれてご両親もお幸せです。

奥村さんもご主人の作曲家”浜圭介さん”に愛され大切にされているようです。
愛されている人は他人にも優しくなれるのかも知れません。

ハブとマングースのように不毛の戦いを演じている・・・嫁と姑・・
私も今晩から風呂掃除でもして・・・
妻の為に粉骨砕身！！愛を芽生えさせる？努力を・・・出来る？かなぁ～
イヤ・ダメかもしれない・・・ヤッパリ無理はやめましょう(^^)/

オーイ・バーさん・ビールハヨ持ってきて！！！　少し考えてみたいから。。。

8/5 ASK様No.5 亡き名誉館長を偲んで・・・

　１年に数回、誕生会でのご依頼がありますが
今年は１月以来２回目となります。
今回は、７０歳から１０３歳まで８名の誕生月の方がいらっしゃいましたが
会場には、おそらく６０名以上の大勢の皆様がスタンバイ・・。

いつも誕生会には、名誉館長のK先生がいらっしゃて下さいましたが
残念なことに今年の春逝去されました。

先生は、あの有名な日野原先生と国際貢献にも尽くされて人望の厚い方で
穏やかなまなざしが印象的な方でした。

本も執筆されています。
キリスト教徒でもある先生は戦時中も苦労されたようです。

　まなざしと言えば、心からきれいだなと思う目つきの人にはなかなかお会いしません。
私が今まで「世の中にこんな綺麗な澄んだ眼の人がいるんだ」と感動したのは
地下鉄の中で、名も知れぬシスター（修道女）に遭遇した時です。
あの時以来、あのような穢れのない瞳の方にはお会いしていません。
澄んだ目の方がキリスト教にかかわっているのは偶然でしょうか？

残念ながら目つきの悪い坊主殿には、数多く遭遇していますが・・・
私を感動させてくれるような僧侶には・未だ巡り合えず・・南無阿弥陀仏・合掌

今日は高年齢の方が多いので、やや古い歌を演奏しました。
演奏曲目は、
「ふたりは若い・隣組・ああそれなのに・青い目の人形・ほんとにほんとにご苦労ね
異国の丘・長崎の鐘・新安里やユンタ・岸壁の母・フランチェスカの鐘・東京ラプソディ」

終了後、誕生日の方とおひとりづつご一緒に写真撮影。

職員の方からのお褒め？イヤお世辞？のお言葉を頂戴しましたが・・曰く
「プログラムの字がオキレイですね！」・・・「
「トークが面白くて笑ってしまいました」・・・
演奏についてはコメントなし！・・・でございました。（笑）

「ドーモありがとうございます」喜んでいいのか・・悲しんでいいのか(*^_^*)

8/4 AN様NO.19 驚くべき記憶力・・かえり船の前口上・・

　８月に入り暑い日が続いていますが、車の温度計は・・ナント３９℃！～～↗
そんな中、８月のボランティア演奏訪問が始まりました。
今月は中旬以降は、夏休みを取りましたので前半でこなさなければなりません。

８月の衣装はどうするか・・・
演奏日が連続すると同じ物を着るわけにもいきませんので
今日は、こんな柄のTシャツにしました。（オジコ製）

８月は終戦記念日があると言う事もあり、その頃に合わせた曲を演奏しました。
なかでも驚いたのは「かえり船（唄：田端義夫）」を演奏した時です。
一人のご婦人が、司会者宜しく・・・曲の冒頭に・・・
「引き揚げ船に乗って帰る帰還兵の・・・・云々の・・・
口上を実によどみなく正に立て板に水のごとく述べられて驚きました。
こんな見事な「口上」を聞いたことがなく本当にビックリ！
とても認知症要介護？とも思われない記憶力です。
きけば、皆さんも「かえり船」は良く歌われたそうで
今日も大きな声で歌って頂きました。
そう言えば昨年亡くなった私のハーモニカの恩師も大好きな曲でした。

今日は皆さんが凄く元気で大きな声を出されましたが・・
演奏の方はついつい皆様の”縦横無尽・緩急自由・倍速歌唱・変幻自在？”に
歌われるペースに巻き込まれそうになりトチリが多く冷や汗モノでした。
それだけ皆さんがゴキゲンで歌って下さったということですが
もっともこんな言い訳が通るはずもなくすべては私の未熟の至り・・

でも、職員の方も感じが良かったし皆さんが喜んで下さったのがせめての救いです。
明日からは気合を入れ直して・・頑張ります！・・)^o^(