ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

ラバウルの話など・・8/26(木)HJI様No.49 涙される方も・・

2021年08月26日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏


 コロナ禍のなか、芸能関係の方も大変な思いをされていると思います。
こんな状態ですが、先日「アルゼンチンタンゴ」の演奏とダンスを見に行きました。
会場は、グループごとに席をまとめて間隔をあけての鑑賞・・・
もちろん、体温・感染時の連絡先等入場時にチェックもありました。

ヴァイオリンの柴田奈穂さんを中心にバンド「LIST TANGO」
ダンサーは、アルゼンチンタンゴ世界選手権優勝者の
「アクセル&ナミ」他・・・
華麗なるダンスと哀愁の歌声の感動のステージでした。

 ここのところ、この地域でも急速に感染者が増加していて
HJI様も今日の訪問も見合わせかと・・覚悟をしていましたが
「あきマドさんには、来てほしい」と言われ
少し安堵し訪問演奏を行いました。
大勢の御利用者の皆様は、マスク着用で歌われましたが
マスクを外そうとする方には、職員の方のフォローがあります・

太平洋戦争を忘れないために、数曲”軍歌”も入れています。

(ラバウル飛行場の跡)

「ラバウル小唄」では、以前、旅をしたラバウルの様子などをお話しました


(南太平洋戦没者の碑)

パプアニューギニアは、至る所に旧日本軍の足跡があります。
現地に行ってみると、こんな遠くまでよく来たなぁ~・・
こんなところで戦争をしていたのだ・と正直、驚きました。

又、「岸壁の母」では、解説と演奏を行いましたが
一人のご婦人が、涙されて、職員の方が慌てて・・・
まだまだ、戦争の傷跡の癒えない方々は多いと思いました

笑いと涙の演奏の1時間・・・
皆様が大変喜んで下さって笑顔でお見送り迄して頂き感謝!
コロナ禍のなかですが、訪問してよかったナ・と思いました。
コメント (4)
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貸したら噛むわ!8/20(金)AIAI様No.80 和気あいあいと

2021年08月20日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 ここのところ暗いニュースが多くて気が滅入ります。
名古屋の河村たかし市長の金メダル噛みつき事件・・・
名前を並び替えると・・・・
「かしたら かむわ」(^^)/・・・これには、笑ってしまいました。

それにしても、一万人以上の善良で清廉潔白な方々が
名古屋市役所に抗議の電話を入れているらしいですがご苦労な事です。 
まぁそれだけ日本は平和なんでしょう!
今日は、コロナ禍のなかでもご依頼を頂いている施設で演奏しました。


                (渡辺はま子さん)
演奏曲は、
「海・鐘の鳴る丘・長崎の鐘・ああモンテンルパの夜は更けて・
戦争を知らない子供たち・新安里屋ユンタ・川の流れのように・
五木の子守唄・誰か故郷を想わざる・ラバウル小唄・同期の桜・
花/すべての人の心に花を・別れ船・・・・」
アンコールは、「炭坑節」を演奏し・トークを交えながら1時間の演奏・・

御利用者の皆様が、
「なんだ!もうおしまいなの?あっという間に終わったね!楽しかった」等と
言って下さったのは最高の褒め言葉と受け止めました。

演奏後、職員の方の手作りの”小さな五平餅”のおやつを食べながら
おしゃべりしましたが皆様の笑顔に、今回も元気を頂きました。
感謝!!
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戦後76年 被爆者の声 7/10 国家とか?

2021年08月10日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
オリムピックも閉会しなんとなくほっとした気分です。
8月は、広島と長崎に原爆が投下された月ですが
先日の中日新聞に、
被ばくされた元福島大学学長「星埜 惇」さん(93歳)の
体験談と今の心境が語られていた記事が印象的でした。

概略
「旧制広高の寄宿舎薫風寮は、救護所のようで
次から次に被爆者が運び込まれ亡くなってゆく。
寮の庭に穴を掘り投げ込んだ遺体に重油をかけて焼くのが日課になった。
悲惨なものを見ても感情が働くなり自分が人間ではなくなったような・・
この状態は戦後も続いて回復にはかなり時間が必要でした。

動員先の工場には、常駐していた陸軍の将校監督官は、
私達が私達が働く姿を見て、サボっていると判断すると
ムチを飛ばすのです。
ところが、終戦の天皇の詔勅を聞くやいなや一人の姿も見えなくなり
工場内に備蓄してあった食料や毛布も無くなって
あの人たちの中身が身に染みて分かったような気がしました。
私は模範的な軍国少年でしたが、あのあたりから
国に対する考えも少しずつ変わって来たと思います」
(中略)
「被爆者健康手帳の交付には証人が2人必要だった。
幸い私は、同僚に広島出身者がいて承認になってくれた。
しかし、この証人探しで苦労する人が多いのです。
証人になるためには、生き残らなければならない。
生き残られなかった方が多かったのに・・・」

2011年3月福島第一原発事故のときは、
70km離れた福島市内にいた。
放射能と言う言葉をきくと身震いを覚える。
原子力が暴走した時止めるすべを人類は持っていません。
どれほどの利益があっても、そんな危険なものを使っていれば、
いずれとんでもないしっぺ返しを食らうと考えます」
このような内容でしたが、印象に残った記事でした。

人を殺めてはいけないと言う教えの仏教徒と
人類皆兄弟と言うキリスト教徒が殺し合うという矛盾・・
一体誰が悪いのか・・なぜそうなるのか・・・

旅に出て色々な国の人々に出会いますが
みな、フレンドリーで・・
戦争なんか望んでいないと思うのですが・・・
終戦記念日が近づいてきましたが
平和を望むばかりです!


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しばらくは我慢の時・・8/3(火)いきいき様No88・同期の桜

2021年08月03日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 出かけるときは、雨天だったのが会場に到着したら
雨がやんで青空が見えてきました。
今日は、久しぶりに違う職員の方が担当でした。
「目」の体操などを行ったのちに演奏を開始・・・

演奏曲は「海・新安里屋ユンタ・長崎の鐘・川の流れのように・
五木の子守唄・花・すべての人の心に花を・同期の桜」で30分・・


ここにきてコロナ禍が一段と厳しさを増してきていますが
数か月ぶりにご依頼のあった高齢者施設から昨日連絡があり
8月の演奏は、中止・・となりました。
折角、ボチボチご依頼も増えてきたところに感染者の増加が
水を差した感があります。
終わりの見えないこのコロナ禍・・・
旅行もままならず、しばらくは我慢が続きそうです。
コメント (2)
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