ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

あの世とこの世の体験?ツァー 2/27 GHAN様No.37

2017年02月27日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 早いもので2月の演奏も今日で最終となりました
今日は「誕生会」・・3名の方々が対象でした

演奏した曲名は「寒い朝・カチューシャの唄・おゆき・雪の降る街を湯島の白梅・
恋の季節・ちゃんちきおけさ・舟歌・かあさんの歌雪椿・草津節・アンコ椿は恋の花・
ソーラン節・石狩挽歌・早春譜・ハッピーバースディトゥーユー」で1時間の演奏です

入所者の皆さんも段々とトシを重ねて来られましたので往年の勢いは有りませんが
それでも「あっこの歌知っとる」等と笑顔でお話をされたりして楽しんで頂けたようでした
又、担当の職員の方も感じが良く気分的にいつも助かっています
終了後にケーキを皆さんと一緒に頂きました。

暖かくなると各施設も色々と旅の企画を立てられているようですが・・

「あの世とこの世の旅」両方を企画しているところをご存知でしょうか?
それは・・某葬儀社です。
葬儀社の会員になるとツアーの案内が来ますが、お値段が格安で驚きます。
近くの会館から出発するので駅までの交通費もかかりません。
一例を上げますと
名古屋地方から”伊勢神宮周辺の旅”昼食付きで¥3,500ポッキリ!
同じく福井県”永平寺・周辺観光”が昼食付で¥5,500
おまけにご丁寧に「棺桶入棺体験」等も希望すればできるそうです・・南無阿弥陀仏

貧乏人の私は、このバスの旅、安いので参加したい気はあるものの、どうも今一つ決心がつきません
気の弱さが邪魔をしているようです

「〇●葬儀社主催ツアー」等とバスに大書した紙が張ってあると気恥しくなりそうです
ツァーに行けば他の葬儀社に浮気?しづらくなりそうだし
安い分きっと葬儀代金の中に費用の一部も上乗せされていると考えます・・・が・・が・・
イヤイヤ、他家の仏さんにご負担いただくなど恐れ多い事です

まっ!死んだ後の事など”知るかぁっ!”とも思いますが・・・でも・・やっぱりやめとこう。
気が弱くて見栄張りなアタシの性格が邪魔をしたようです 合掌!
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ルイヴィトンの棺桶 2/22 Fサロン様No.8 お金は自分の為に・・ 

2017年02月22日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 ND地域のサロンの皆様には毎年6月には演奏させて頂いてきました・・・
その他盆踊り・餅つきとなにかと我々を気にかけて頂きご招待頂いています
これも会長さん・副会長さんはじめ幹事の皆様のお引き立てのお蔭と感謝しています

ただ今年の6月は、当方が長期の貧乏旅行を計画していて
お伺いできないかもしれないとご連絡したところ、
それならと急遽2月に演奏をお願いしたいとおっしゃって頂き本日の訪問となりました。

サロンの皆様、平均年齢80歳とは言え、皆様お元気で地域のつながりも強く若々しい方ばかりです
ほとんどの曲を大きな声で歌われましたが、90歳のご婦人が
「私たちの頃は軍歌が多く今でも夜寝ていると耳の中で鳴って思い出す」とおっしゃいました。
今日は軍歌は演奏しませんでしたが
「次回は、何か軍歌を演奏しましょう」とお約束しました

演奏の途中でこんな話もしました
80歳を過ぎてからも貯蓄に精を出していらっしゃる方が多々いらっしゃいますが・・
「そんなに貯めてナニに遣うのでしょう?」
他人の金なので「ほっといてくれ」と言われるのがオチですが・・

もっとも「ルイヴィトンの棺桶に入るつもりの方はそれもいいかもしれませんね!」と言うと
たまに「あきらさん・・・ルイヴィトンの棺桶って売っとるのかね・・」と聞くオバァさんがいます
市販品は知りませんが、特注すれば作ってくれると思いますが・・
あの会社は、箱モノは得意ですからネ・笑
現に某国では自分のデザインした棺桶つくりがブーム?だとか・・・・

私の知人に億万長者がいましたが・・
莫大な財産があるので、遺産相続対策として奥さんに生前に一部移行したところ奥さんが癌で死亡・・・
それから一人暮らしをしていましたが、今度は自分でカネを使う間もなく脳梗塞で倒れ・・
挙句の果てに子供たちにも冷たくされ最後は寂しい葬儀だったそうです
残った財産は子供たちのもの・・・なんだか馬鹿らしいことです

お金は、生きているうちに有効に使いましょう・・・
金持ちは金持ちなりに・・我々貧乏人もそれなりに・・(^^)/

家内に言ったら「無駄遣いは許しません!ダメ!!」の一言。
きっと私の亡きあとの自分の老後の事を考えているからでしょう(ー_ー)!!
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毒蛇は身近に・・ 2/20 NCS様No.41 蛇の・・

2017年02月20日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 アットホームな雰囲気の中での演奏でした・・・
今日の担当者の男性職員の方が感じの良い方でそれだけで気分的に楽です
少人数なので利用者の皆様とも顔なじみ・・
演奏がどうのこうのではなく、我々がお伺いすることで喜んで下さっているようです

今日も「奥さん一体いくつになったの?」等と皆様はトシにも興味をお持ちです
「なんだか衣装が段々若くなってきているみたい・・」と言う人もいて大爆笑!

白髪を染め、皺を何とか伸ばそうとアレコレ化粧品を試してみるものの・・
そう若返りに効果があるわけでナシ・・あるがままで行くしかありませんネ(^^)/

利用者のT子さん・・・蛇にこだわっていらっしゃいます
蛇は出てこないか? 蛇は恐くないか?毒蛇も家の中にいるのでは?・・
昔、熱田神宮境内の木に「白蛇」が巻き付いていたことがあったとか・・

しきりに蛇についての話をされます

「あきらさん、毒蛇の見分け方を教えてあげようか?頭が三角なのが毒蛇じゃ!ぁ」

「そんなら我が家にいますよ!・・ホラ!・T子さんの前に座ってプリンを食べていますよ」

「アンタ! なんちゅうことを言うんだね。奥さんに向かって・・」

「噛みつくと怖いですよ」クワバラクワバラ・・・汗

世間では、脱皮した蛇の皮を財布に入れるとお金が貯まる等と言われていたものです
昔は”青大将・まむし”等身近にいましたが最近は見る機会も亡くなりました
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おかぁさんの思い出の曲 2/18AK様No.90 Jさんの転勤

2017年02月18日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日は8年間担当者として我々の相手をして下さったJさんが転勤の為最後の日となりました
先月は、静かすぎて戸惑いましたが「Jさん」の明るいキャラのせいか
今日はあまり負担にもならず気楽に演奏が出来ました


Jさんの話によりますと・・
今日演奏した曲の中で「雪椿・おゆき」は
60歳で亡くなられたお母さんがお好きだった曲で「いつも歌っていらっしゃった」とかで
「この曲を聞くと母の事を思い出して涙がでます」とおっしゃいました
親孝行したいときには親はなし・・・
自分自身、もっと母に親切にしてやればよかった」と思う事がありますが
なにせ、ヒトの寿命が分からないのが一番の問題?かもしれません

色々な曲がありますが、歌によっては皆様それぞれの思いがこめられています
そんな心に残る歌・・・今の時代にあるのでしょうか?
流行っても半年もしないうちにいつのまにか消えてゆくメロディ・・・
あまりにも平和で満たされているので
人の心の琴線に振れるような詩もメロディも生まれにくい世の中なのかも知れません
私自身が老人だからこんなことを思うのかもしれませんが・・・
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寄付金あれこれ 2/17 AAIE様No.30 大いに盛り上がって!

2017年02月17日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 AAIE様訪問日には、なぜか雨の日が多いです・・・
しかし演奏中の部屋の中は熱気にあふれ大賑わい!でした。
よほど間の話が面白かったのか??・・・皆様が笑って歌って大騒ぎ・・・
あまりの盛り上がりように”相棒”は笑いがこみあげて間違ってしまった等と・・
言い訳をしていますがマァ・・トチルのは特技?みたいなもので珍しくもありません・・(^^)/

なかでも「石狩挽歌(唄:北原ミレイさん」を演奏しましたが、男性の方が
「酒を飲んでいたら涙がでそうなくらいだった。みんなに歌うなって言いたかった。
演奏だけ聴きたかった」と大変喜んで頂きました
今日は男性が4人・・・
気難しい方もいますが、なぜかご機嫌で手拍子・足拍子まで飛び出す始末・・
皆さんの笑顔が印象的で嬉しく思いました


玄関の台の上にお雛様が・・・
よく見ると小さな木彫りのお雛様・・・大変珍しいものです。
以前、この施設で世話になった方が寄付されたそうで良いものを見せて頂きました

寄付と言えば、身寄りのない方の面倒をみて施設がその資産を受け継いでいる
そのような事例もあります。
施設が未だ亡くなってもいないのに欲を張りすぎて裁判沙汰になった事例もありました・・
お金は元気なうちに使ったものが勝ち!貯めるばかりがノウじゃないですね!

私達も寄付をする機会が時折ありますが、
似たような法人に新聞社を通し、少しまとまった同じ額を寄付しても
礼状の来るところと、なにも云って来ないところがあります
別に礼状が欲しいわけではありませんが礼儀としてそのくらいはと思ってしまいます
心のせまい小生ですので、次回はそんな団体に寄付することはないでしょう」・・・

船村徹さんの逝去の報が入りました、私達も船村さん作曲の多くの曲を演奏してきましたが
ご冥福をお祈りいたします








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バレンタインチョコ悲喜こもごも No/43いきいき教室

2017年02月14日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 今日は男性会員の方が一人増えて賑やかになりました
脳トレや健康体操を皆さんが楽しく行っています
今日はバレンタインディーと言うことで、私もおやつに出たチョコのケーキを頂きました
演奏時間は30分ですので比較的楽です
歌ってよし、聴いて下さってもよし、楽しい30分でした

ところで今日はバレンタインディですが・・
先日デパートのチョコ売り場に偵察に行きましたが今年は単価が一段と上がっているように思いました。
売り場の可愛い?御嬢さんが・・・
「ベルギーのチョコ/ゴ〇ぃ△はいかがですかぁ~」・・・
有名なチョコですが昨年は孫娘がアルバイトをしていたところです。
聞けばバイト時給も高額でしたが・・・良く売れたそうです

以前、「坊さんゴディ〇を買うを見た」・・
寺の坊主が袈裟を着て高級チョコレートを買う時代になったものだといたく感銘?を受けましたが・・


私の相棒も「今年は少し高級で好きな物を買ってあげる!」と言ってくれたので
神奈川に本店を持つメーカーの”日本酒4%を含む”製品を選びました
この店は、客をみて試食させてくれます・・
そりゃ~そうでしょう!小さなチョコがビックリするような値段ですから・・

さて、私の奥さんが支払ってくれるものだと思っていたら・・
「パパ・・カードでもらったポイント商品券があるでしょう!端数は現金で立替とってぇ!」

「ええっ・・・自分で払うの?/愛もへちまもないじゃありませんか」
おまけにこのチョコレート・・持ち帰ってちゃっかり自分も食べているのですから・・

例年ですと、夕方には義理チョコもいくつか届く予定ですが・・・
バレンタインチョコ・・もらって嬉し/あと恐し・)^o^(
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ボケの底には家族愛・・ 2/13 UD様 NO.76

2017年02月13日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏

 イラストの上手な介護士の「Iさん」が
ホワイトボードに私のかいたプログラムの図案を見て可愛く女の子を書いて下さいました
実にお上手です。わたしなんぞ・・毎月たったヒトこまを書くのに四苦八苦です
思い付きで始めたプログラムに添えた、ヘタクソなあきマド風”Uちゃん人形”・・・
いまさら止めることも出来ずなんとか続いています

演奏曲はプログラムの曲を演奏しましたが皆様に喜んで頂けたようでした
アンコールは「早春賦」・・104年前の曲ですが春には欠かせない曲です
今日もご利用者の皆様・職員の皆様に暖かく迎えられ有難く思いました

話は変わりますが・・
先日「桂文枝」さんの落語を聞きに行きました。
お顔、雰囲気はTV番組の”新婚さんいらっしゃい”そのものでしたが
さすがに貫録があり存在感はありました。
落語を二席披露されましたが・・いずれも新作落語でした
古典も良いのですがやはりその時代に合った話をする新作もいいものです。
その一つは老人問題をテーマにしたものでしたが・・

一人息子の家庭に同居する父親・・・
息子は父親思いですが、お嫁さんは心の中では義父との同居を嫌がったいます。
徐々にボケていく父親・・トイレの不始末・盗難騒ぎ・徘徊・と騒ぎがエスカレート・・

嫁さんはたまらず医者に見せたりしますが、その間のヤリトリが実によくできていました
最後には、お嫁さんが見つけてきた老人施設と契約し
夫である息子の反対を押し切って強引に義父を入居させます

実は・・・父親はボケてなんかいないのです
ボケたふりをしていて家族がそれを信じ込まされていたのです。

父親は息子夫婦の事を思って”自分がいない方が息子夫婦は幸せになれる”
そう考えてボケたふりをして施設に入れられたのです
親思いの息子はそうでもしなければ別居に同意しないからです

江戸時代の人情話もそうですが・・・
内容は違っても家族愛・義理・人情・今の日本人の中で徐々に消え去って行くもの・・
落語には日本人の心が詰まった話が多いです
笑いの中に悲しさが・・満足できた寄席でした。
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余命宣言されたらアナタは・・2/10AIK様No.47 

2017年02月10日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 2月のボランティア演奏が始まりました
今日は大勢の方がいて、職員の方も手拍子などで盛りあげて頂き盛況でした。

今月は少し民謡を取り入れて「草津節・ソーラン節」等を演奏しましたが好評でした
今後は、引き続き他の民謡の曲も取り入れていくつもりです
”雪の降る街を・おもいで酒”等も良くご存じで歌って頂きました
最後に明日誕生日の方のために皆様と「ハッピーバースディ・・」を歌いましたが
こんどの責任者は丁寧な方でいつも出てきて我々に挨拶をされます
ブログも作成されていて職務に熱心な方だとの印象を受けました

話は変わりますが
昔、身内が不治の病に倒れて入院した際に
長引く入院に看病疲れから不謹慎ながら・・・・
「一体いつまで生きるのだろう」等と考えたことがあります。
他人からみれば”とんでもない奴だ”とそう思われるでしょう・・
これに関しては反論はいたしません・・・私は立派な人間ではありませんので・・

最近知人から
「私、医者から癌でもう手の施しようがなく余命〇ケ月だと言われてしまった」と打ち明けられました。
高齢とはいえ大変なショックだったと思います
聞かされた私もショックで絶句しました。
その方の心中あまりあるものがありますが、へたな慰めの言葉などかけられるものではありません
こんな時にどう言えばいいのか・・・

もし自分が余命宣言をされたらどうするだろう・・・?
今まで悔いのない人生を過ごして来ただろうか?
今、やりたいことは何だろう?
アレコレ思っても具体的な行動を起こすプランがすぐには浮かびません
ひばりさんの楽曲にもありますが、人生って不思議なものですね・・・
今を大切にと・・頭では分かっているのですが・・
知人の治療が少しでも上手くいくことを祈るばかりです


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