標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

思わず買って食べてしまったチキンラーメン! 朝ドラびいきの仲間入りした一日だった。

2019-02-20 21:52:44 | 日記
60年前のことだが、従弟が電車バスを乗り継いで、よく遊びに来ていた。いつごろからだったか、彼はほぼ毎回、来るたびに即席ラーメンを持ってきては食べていた。土産というより自分で食べるために持ってきていた。
たぶんそれは、現在朝ドラの即席ラーメンだったと思われる。

私たちもインスタントラーメンは良く食べる。でも、そのインスタントラーメンは、熱湯をかけて3分でなく、乾麺を茹でるもので、元祖即席ラーメンより、店で食べるラーメンに近寄ったものだ。何を隠そう、今日の昼食はラーメンだった。

今日立ち寄ったスーパーの入り口の特設コーナーに、チキンラーメンが並んでいた。「元祖鶏ガラチキンラーメン」と書かれ、「ありがとう発明60周年」と“0”が安藤百福さんのイラストが描かれていた。今日の朝ドラのシーンが浮かんできた。苦心してやっと即席ラーメンができあがり、テレビのコマーシャルの撮影をしたところだ。
店舗によっては品薄になっているという。 躊躇せず5食いりの袋をひとつ購入した。

買い物の帰り道、「そういえば今日の昼もラーメンだったね」と妻が言う。「丁度良い。今日はラーメンデイだ。食べくらべてみよう」ということになり、帰宅後、熱湯をかけ3分後にチキンラーメンを食べた。

懐かしい味だった。今のインスタントラーメンは、スープと乾麺がべつで、麺のコシやスープの味も、店頭で食べるラーメンに近い。それに比べると、これは、ラーメンというより、他に表現のしようもなく「チキンラーメン」そのものだ。妻は「カップヌードルだね」と言い、朝ドラの萬平と福子がスルーとメンをすするシーンを思い浮かべながら食べていた。

朝ドラを見て、ドラマに登場するものを食べてみるという、ありふれたごく普通の国民の人となった日だった。


購入した5食入りのチキンラーメン。



チキンラーメンは、その味を楽しむため、具を入れずに湯をかけただけにした。副菜は別盛りにした。
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