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昨日、今日は暑いと思っていたが、雲ると涼しくなる。気温が上がっても、真夏とは違う。やはり秋なのかなと感じる。
散歩の景色も先週とは変わってきた。コスモスもまだ咲いているが、最盛期をすぎ、花びらが欠けたり、花が散って種を付けているものもある。
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一方、ススキと背高泡立ち草が盛りだ。両者とも雑草の中から、背丈を競うように伸びている。その高さは、名前からすると背高泡立ち草が勝る。しかし、実際はススキの方が背高の場合もある。
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風が吹くとチューチューダンスをするのかな?
ところで背高泡立ち草は、要注意外来生物に指定されていて、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれているそうだ。ススキなどの在来種と競合する。私の散歩道の周辺では、競合というより共生しているようだ。
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しかし、背高泡立ち草の原産地である北アメリカでは、ススキが侵略的外来種として猛威を振るっており、背高泡立ち草などの生息地が脅かされているとのこと。
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背高泡立ち草は、地下茎でもその勢力を伸ばす。近くの荒れ地ではススキと背高泡立ち草が程よく、共生している。時々、私がススキ刈りをし、背高泡立ち草を適度に引き抜いているからだろうか。共生できるためには、人の手を加える必要がありそうだ。
人も生存競争を行う。時には悲劇を生み出す。でも、人は植物とは違って、感情、理性といったものを持っている。排除だけでなく共存も可能だ。イヤイヤ、今日はこの課題を展開するのは相応しくない。自然を愛でるのが目的だ。別な機会にゆずることにしよう。
さて、以下は、秋の到来を感じさせる他の植物の有様の紹介だ。
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色づくまゆみの実。やがて落ちていく。
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真っ赤なハナミズキの実。やがて葉が枯れていく。
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杉の青い芽だ。斜面の下から延びた杉の木に生えている。年が明けると花粉をまき散らし始める。そして実が枯れて木枯らしとなって、パラパラと降ってくる。路面を覆い、屋根の樋に詰まる。花粉と実の飛散。山ならではの厄介な事案だ。
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玄関先に敷いたブロックの隙間から這い出た愛らしいヒメツルソバ。花は少ないが、葉が色づき始めた。
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手前はドライフラワー状態のオミナエシ。後ろは八重のシュウメイギク。ちらほら花びらが散りだしている。:
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咲きだした黄色い小菊。昨年は、この隣には、赤とクリーム色の小菊が咲いていた。果たして同様に咲くだろうか? 隣はまだつぼみなので咲いてみないと分からない。
明日は寒くなるらしい。東京の今日の最高気温は29度であったが、明日の最高気温の予報は17度になるらしい。初冬の気候だ。今夜は寒さ対策をして床に入ろう。
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