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お宝置き場と紋次郎

代々のアルファには

庭にお宝置き場があって

そこにはいろんなモノが散在していました

たとえば

初代のアルファは牛骨のかけらを隠していたし

二代目はボールがその場所にゴロゴロありました

そして

ちびっこアルファのお宝置き場は

目下のところ

木の下の木陰の出来るくぼみで

そこに

玄関先に敷いた玉砂利を

一つ一つくわえて来ては

貯めていくのです

実は

この石にも彼の好みがあるようで

何でもいいと言う訳ではなさそうです

まあるいコロンとした形を選んでは

運んでくるのですが

趣味はなかなか良さげです

ところが最近は

垣根のカイヅカが気に入ったのか

時折小枝をちぎっては

こんな風に

ウハウハしています

楽しそうに遊んでいるのは

いいのだけれど

しかし

このように大きく手折られては

困ります

 それでなくても

彼のお陰で庭は荒れるのに

毎日毎日枝をちぎることが続くと

そのうち垣根の木は枯れてしまう

石は元に戻せば済むけれど

草木はそうはいきません

お宝置き場に

枝を見つける度に

ため息混じりで

片付けるのですが

木枯らし紋次郎は(古っ)

やめて欲しいですっ

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