大持山(1,294m) ((3)のつづき)
今日もう一つの目的地、ウノタワに着きました。飯能市の説明書きがあります。
「~ 昔ここは大きな沼になっていて、山の神様の化身の鵜が住んでいた。この鵜を猟師が誤って射ってしまい死なせてしまった。
すると鵜もろとも沼は消滅してしまった。 ~」
山中の空き地としては大きいですが、これが沼だったならそれほど大きく見えなかったのではと思いました。
黄色く紅葉したカエデを、倍くらい高いカラマツが取り囲んでいました。他にも樹木の種類はたくさんありました。沼だった場所に広がる苔が眩しいです。
ウノタワはただの空き地ではない不思議な場所でした。そこだけ、青空がぽっかりと開いていました。この感じはうまく言い表せません。
さらに稜線を南下すると、いきなり何もない伐採跡に出ました。伐採跡だけでなく、何か人工物が撤去された跡もあります。
鳥首峠から左折し、陽の当たらない杉林になりました。名郷までが思っていたより長いです。予定していたバスは出てしまい、名栗までさらに県道を歩きました。緩い下りが続き、早く歩けましたが、翌日は筋肉痛が来ました。アスファルト道は登山靴には不向きでした。
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【妻坂峠から大持山、ウノタワを経て名郷バス停へ】
生川登山口12:01→妻坂峠12:46→大持山13:59~14:06→ウノタワ14:51~15:05→鳥首峠15:50→名郷バス停17:18→名栗車庫バス停18:00ごろ
※明るい自然の森を満喫できる素晴らしいコースでした。道の分かりにくいところはありませんでした。妻坂峠から大持山への歩き出しや、「大持山の肩」からウノタワへの下り始めがとても急に感じました。
(体力●●●○○ 技術●●●○○) (登頂:2017年10月下旬)