武甲山(1,304m) (つづき)
西武秩父線で終点1駅手前の横瀬駅まで行き、セメント工場の横を抜けてタクシーで登山口の一の鳥居まで行きました。途中、目指す武甲山の眺めがよいポイントで一度車を停めてもらいました。
登りは一の鳥居から表参道コースを行きます。最初は舗装された急坂で、マスの養殖場の横を通ります。こんな山中に大きなプールがあって、魚が泳いでいるのが不思議な感じです。5年ぶりですが、覚えていることがあって、登山道わきの「売地」の札もそのままではなかったかと思います。
しかし、11月でも初旬だと、下の方は紅葉が進んでいませんでした。整然とした杉林が続く道ですが、間からのぞく緑色の葉がとても明るく、5年前と同じ山とは思えないほどでした。そのときは、すでにほとんどの広葉樹は落葉し、空もどんよりとしていたからです。
途中の不動滝。小さいものの、なかなかの勢いでした。飲むこともできて、おいしいです。
この樹は雷が落ちて折れてしまったのでしょうか。小さな地蔵様がまつられていました。
道中は一丁目から五十二丁目まで細かく石碑が立ち、いい目安となります。
(登頂:2016年11月初旬) (つづく)