色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<14.Mar 2010 Sun>

2010-03-14 | 北の大地での生活

旭川の方は今日も結構雪が降りました。
まだまだ寒く、炬燵が欲しいな~と思います。


明るい日中は歩くのには困りませんが、日が沈み、月灯りのない夜になると、
足元を照らす灯りが歩くのには必要です。
仕事や普段の生活の中で、迷ったりしたときに、
叱ったり褒めたり励ましたりして、灯りのように導いてくれる上司や友人は
とてもありがたい存在です。

でも、出会いは別れの始まりで、そんな友人たちでも、いずれ別れはやって来ます。
だからこそ、“一期一会”を心から大切にしようと思うのですが、
灯のように感じていた身近な人がいなくなったとき、どうするか。

仏陀が入滅されるとき、弟子たちが嘆き悲しみ言ったそうです。
「これからは何を頼って生きていけば良いのですか?」
仏陀は答えました。
「自分を灯とし自分を拠り処とせよ、法を灯とし法を拠り処とせよ。」

まさにそのとおりなのだと思います。
今度は自分の足で歩いて行く。暗闇に目を慣らし、自分の外の何かを頼らなくても
前へ歩いて行けるようにならないといけないのだと思います。
難しく、深いですね。
コメント
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