色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<04.Feb 2011 Fri>

2011-02-04 | 北の大地での生活

立春

暦上は春となりましたが、実際に気温も昨日に引き続き高めです。

長い間の懸案事項の中のひとつがようやくスタートラインに付きました。
片付いたのではなく、これからより良くなって行くことができるかどうか判断される、
歩み始めるそのスタートラインに帰ってきただけで、全てはこれからです。
勝ったとか負けたとかではなく、ただこれからどう歩いて行くか

そういう時の進んで行くエネルギーとなるのは周囲の人の助けであるように思えます。
目が見えなくなった時、前が見えなくなった時、耳が聞こえなくなった時、
これまでに自分が放って来た光、してきた努力が周囲の人の心に反射して、
自分の行くべき道を照らしてくれるのではないでしょうか。

大切なメッセージは自分の心の奥底にある良心から、
周囲の人の行動や言葉を借りて伝えられます。

苦しみは物差しでは測れません。
何だそんなこと大したことないじゃん、と思える事があっても、
当人にとっては立ちはだかる壁かもしれません。
自分の口から発せられた言葉は全て自分に向けられた言葉かもしれないと振り返る事も時に大切です。

歩み始めようとする人と、ともに歩むことは楽なことではないでしょうが、
そうする事で自分も一緒に前に進むことができる場合があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする