ここ数日、順調に本を読み進めています。
重い本ではありませんので、1日1冊読んでいます。
毎日、通勤や残業や家事・育児、飲み会(笑)など、
忙しい人も世の中には山ほどいると思いますが、
本を読む時間をしっかり確保できるのはありがたいことです。
でも、今日、読んだ本は仕事に関係する本で、何だかずっと仕事してたみたい。
仕事のノウハウ本もたくさん読みますが、今日のは職場のメンタルヘルスに関する本です。
実際に対象となるような重度のうつ病の方は今は近くにいませんが、
何度かセミナーに参加したり研修を受けに行ったりしています。
でも、実践は本当に一人でできるものではなく、組織的な協力体制が不可欠で大変です。
これまでの職場でもうつ病の方はいましたし、今でも本当に普通にいるようですし、
自殺者も後を絶たないようです。
うつ病、それから引きこもりなども含めて
社会的損失は本当に莫大なものだと思います。
ともすれば若い世代に多く、昔にはなかったタイプの「自己中心病」と
呼ばれるようなものは専門医でも判断が難しいようで
診断名が変わったり、結局、周りの協力が欠かせませんし、
本人の努力なくては前に進めません。
訴訟に発展したり、自殺してしまったりするケースもあって、
また、苦しさは本人にしかわかりませんし、脳の病気の場合もありますし
単なる甘えでしかないケースもあって本当に対応や対策は難しいです。
職場はリハビリの場でもないし、職場に原因があるわけでもない場合もあって
職場がどこまでフォローしてあげないといけないのか、決断も必要です。
ましてや数十年もそのような状態の人は、周りもさらに大変です。
当の本人は、自分は病気なのだからもっと優しくして、かまってオーラ全開だったりして
誰も僕の気持ちをわかってくれないんだ、なーんて言ったりしたいようですが、
あなたは周りの人の気持ちをわかっているのですか?
と問いたい。これは通常、間違った対処法なのですが、それがわからないから
大きな意味での「病気」なんですね。
もちろんいろんな症状があって、本当に頑張ってきた人は、周りからの協力も得やすいです。
依存心も強く、すぐに叫んだり泣いたりすると、周りの人の方が不平不満を募らせたり
モチベーションを著しく下げてしまったり、うつ病を発症したりする危険性もあり大変です。
そうなる前の声かけや、教育が本当に大切だと思います。