未曾有の大災害で、誰もが被災した方々の事を思い、心を痛め、涙する。
だけど、その反面で自身にあらゆる被害が降りかかるのを避けるよう、
及ばぬよう防衛し、食糧やガソリンを買い占める。
家族のためというのもあります。守るもののためというのもあります。
正しい情報が得られないというような不安からという事もあります。
被災した方々への気持ちは、自分を違う世界に置いて、単なる同情に過ぎないのだろうかという気すらします。
だけど、小さな事かもしれないけど募金をしたり、心を痛めているだけでも、
そこに人としての成長があると思います。
いつか本当に単なる同情だとか、自分とは関係のない違う世界の事として捉えるのではなく、
相手の気持ちを思いやり、幸せを願い、近い立場に立って、
考え行動できるようになりたいと思います。
自分自身はどうかというと、相変わらず暖かい部屋と美味しい食べ物、水、恵まれた日常を暮らしています。
当り前のように思えるけど、当たり前じゃないかもしれない日々に気付かされます。