みみずのたわごと

多忙老人の独り言

調布散歩ー晩春

2010-04-30 12:26:00 | 独り言
 やっと4月らしい天候になったので市内を散歩してみました。
「ゲゲゲの女房」のエンデングでも紹介される野川は水も温み子供たちが丈高い草を集めて基地を作ってあそんでいます。




 この付近の両岸の桜並木は一晩だけライトアップされ、春の宵を楽しむ人たちが年々口コミで増えています。




 市の南部を東西に走る品川道には市の花である 「はなみずき:花水木」 が植えられています。




 西隣の府中市に近い飛田給駅から北に向かうスタジアム通りには桜並木が作られました。
 八重桜が今が見ごろと咲き誇っています。





 また、16本ある淡い黄緑色の花をつける珍しい桜 「御衣黄」 もちょうど見ごろでした。




 味の素スタジアム前には、東京オリンピック・マラソンの折り返し地点のモニュメントがあります。




 中央道調布インターチェンジを過ぎると「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの自宅があります。調布に移転された45年前は周りは全て畑で駅前のスズラン商店街(現調布銀座)まで何も無かったようです。北隣にお寺が2つ接していますので夜は相当に浮ゥったことでしょう。水木サンは今も駅前の事務所まで歩いて通勤している元気な88歳です。




 通称「カニ山」と呼ばれる湧き水の出る谷は無料の野草園として四季の花々と、ゲンジホタルの鑑賞会とで通年賑わっています。そばを通る中央高速道が開通する前は水量も多くこの界隈の水田が利用していました。その水田は今も米を生産しています。 




 ここで以前は宿泊のキャンプも出来ましたが、近隣住民から夜中に煩いなどの苦情が市に寄せられたために、日帰りキャンプしかできなくなりました。また市内では裸火は厳禁なので薪による炊事も行えずボーイスカウトなど野外活動団体に取っては便利な施設は無くなりました。



 年々自然が減ってゆく都市近郊の町ですが、多くの田や畑が残っているのも調布の魅力です。