みみずのたわごと

多忙老人の独り言

狂言づくし

2013-03-27 17:35:00 | 独り言
新築なった新歌舞伎座は4月2日のこけら落としに向けて準備が整いつつあります。工事用シートが外され以前と同じ場所に背中に高層ビルを背負った姿で現れました。





カウントダウンの表示が開場までの残り時間を刻んでいます。



客席数が少し減り、椅子のサイズと間隔がわずかだが大きくなりました。



向かいの歩道にはスケッチしている画家も。



正面入口の唐破風屋根の上には『 木挽町 きょうげんづくし 』の幕が歌舞伎上演を表わしています(と思います:未確認)。



同じものが新橋演舞場にも鰍ゥっています。



春日和から ∞

2013-03-14 17:34:00 | 独り言
暖かい陽気に誘われて、青砥まで行った帰りに梅を見ようと墨田公園に寄ってみた。梅どころか桜も咲いていてスカイツリーも青空に屹立していた。展望台は混んでいることだろう。



春のうららの隅田川と謳われた頃はさぞや水も綺麗だっただろうにと、公害甚だしい中国を連想する。



言問橋の欄干にある鉄棒とどちらが高い?



今日も仲見世通りは人出が多い。各国の言葉が入り乱れるが中国語がよく耳に届く。あちらこちらでよく耳かける(見かける)ので中国人旅行者は結構来日しているようだ。



夏の風物詩であるほおずき市にはこの広い境内が出店で埋め尽くされる。



名物のメロンパン(?)と各種ソフトクリーム(何でもあると言いたい位多種多様)がよく売れていた。



伝法院通りから浅草寺の西に抜けると通りにはみ出した一杯飲み屋通りになる。中々いい感じですが今日は車なので誘惑を振り切って蕎麦屋に入ることにする。昨日調布映画祭で観た『春との旅』で仲代達矢がもりそばをうまそうに食べていたので昨夜から食べたかったから。ちなみにこの映画は老後の身の振り方を考えさせる内容で、鑑賞中の周囲の壮年者たちは皆泣いていた・・・ようだ、、私も。



(近くに駐車場が無くて)北に離れた駐車場に戻る途中、北の空が暗くなり空気も肌寒くなった。黄砂かな(妻がそう言う=中国が嫌い)と思ったが黒雲は北から押し寄せてくる。黄砂なら西からのはず。スカイツリーも見えなくなった。



夕方のニュースでは黄砂ではなく煙霧とのことだった。天気記号で∞を煙霧というのは知っていたが今まで実際に発生を聞いたことがなかったし、はたまた出会ったことなどもなかった。空気が乾燥していて霧にならずに土埃が空を覆う現象のようだ。生きていれば初めての経験が増えてゆく。長生きはしたいものの良くない経験はしたくないものだ。


  今年の桜は例年よりも早いそうだ。

東日本大震災から2年

2013-03-11 14:51:00 | 独り言
あの大震災から2年になりました。亡くなった方のご冥福と、復興に立ち向かっている方への健康と再生をお祈りいたします。

今回の地震について物理学専門誌からの記事を一部ご紹介します。


太平洋プレートが日本の下に沈み込むせん断のすべりは150秒間続き、太平洋沿岸域を最大5mも移動させ、15、000km平方の面積の海底を平均6m隆起させた。



★印は地震の震央。今回の地震は大小様々の異なるすべり特性をもつ領域が連動し、いかなる地震危険度評価のモデルも予測しえなかった巨大地震に発展した。これは千年以上も破壊せずにひずみを蓄積し、この日突然摩擦係数に打ち勝って破壊したものだ。


短時間に大きなひずみエネルギー(100メガトン級の核爆発に匹敵。広島は10キロトン)が放出されているのがわかる。



地震波と津波のエネルギーは、大気と結合して新たに大気波を産み出し、すべての波は異なる速度で震源から周囲へと伝播した。
急激な海底の変位は数百キロの海岸を襲う大規模な3~15mの高さの津波を引き起こし、平野部では10kmも内陸まで侵入した。


 津波は外洋側にも広がった。この図は地震波データから得られる断層モデルを使って計算した津波の振幅が、太平洋の深海を伝播するにつれて徐々に減衰する様子を示している。津波は10時間後にカリフォルニアまで到達した。(左上に日本、右下にハワイ諸島)


今回の前駆現象として数日前からの震源域上空大気の赤外加熱や電離層の総電子数の異常などいくつか報告されているが、地震の科学的記録が短いので予知に頼るよりも(イタリアで予知を外した地震学者が有罪になったので学者たちは何も言えなくなる)、減災をも考えるべきでしょう。。

 資料提供者 ・・・・・・・・ 高校時代からの友人



深大寺だるま市

2013-03-06 11:06:00 | 独り言
3月3日・4日は深大寺のだるま市。関東3大達磨市とのことで善男善女でごった返していた。山門からバス停方向を見ると屋台が軒を連ねている。初詣でさえこんな屋台は出ない。年に最も人出があるのだろう。



境内はさらに混雑。急増した周りの駐車場がいっぱいになる程遠隔地からの車で溢れかえっていた。



高崎辺りから来るらしいが多摩だるまと言うそうだ。
多摩だるまは鼻筋が通っていて美人(?)だそうだ・・・とか。



変わり雛ならぬ創作だるまが最近台頭してきた? 
白や金などは元より、パンダや干支の蛇までもいた。



山門下の蕎麦屋街も混雑中。



事情通は混み合う蕎麦屋街を避け、上にある植物園裏口の蕎麦屋に来ると行列も僅か。日曜画伯がスケッチしていた。
後方に聳えるのは動物供養の萬霊塔。供養契約期間が3年を頼む人が多い。毎年悪天候に悩まされるが今年は珍しく二日間ともに好天に恵まれた。



観光コースに載っていない墓地を通っての下り道には梅の香が漂っていた。