みみずのたわごと

多忙老人の独り言

ビーピー祭

2018-02-20 13:20:00 | 独り言
 今年も2月12日(建国記念の日の振り替え休日)に東京都内のカトリック系BoyScoutとGirlScoutが一堂に集まり、創始者のBerden Powel卿の誕生日を祝いました。卿の誕生日は2月22日で各団でも行事を行います(それをB-P祭といいます)。世界的な運動で創立者の誕生日を小学生からの加盟員全員が言えるのも珍しいことのようです。

 今年も会場は関口教会(別名:東京カテドラル)です。1000人ぐらいも入る聖堂はここと四谷の聖イグナチオ教会(上智大学)くらいのものです。



 信者であった丹下健三の設計によるもので、中はコンクリートの打ちっぱなしで、広いので寒いです。





 今年は22の育成教会から921名あつまりました。





 Boy Scout で決められている宗教章に挑戦したスカウトにキリスト教章が授与されました。
私の団からは49年間で10人目となるスカウトもいます(右の赤いネッカチーフの高校生)。



 外にはフランスのルルドにそっくりな洞窟があります。1858年2月11日に奇跡の起きた場所で、ベルナデッタという14歳の文字も読めない農家の少女に18回にわたり、聖母マリアが現れました。
 この泉に浸かると「医療不可能な難病が、治療なしで突然に完全に治り、再発せず、そして医学による説明が不可能である」ということで、今も巡礼者が多く訪れている所です。



 この時の聖母マリアの着ていた服が水色だったことにより、多くの教会スカウトのネッカチーフの色は水色です。(上のスカウト3名が水色)



  抜けるような青空の下、交換プログラムの後1時過ぎに解散しました。
この後14日の「灰の水曜日」から4月1日の復活祭(復活の主日)まで40日間の四旬節に入ります。