陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

11月は超ハードな臨時職

2005-11-20 05:14:26 | Weblog
訪問介護を支えているのは大半が登録と言うパート。時給は身体介護1500円。家事援助1100円。土日祝は200円UP。正月はさらに200円UP。11月になると年収が扶養枠を超える人が出てくる。事務所の方に社会保険等を支払う予算がないので、本人が越えてもいいよと言ってもNO。11月は税金対策で働けない人が続出する。

その人の分は常勤が肩代わりする。常勤も月給は各班長のみ。残りは永遠と日給月給の臨時職。市役所の臨時職と同じ処遇。特別勤務手当てが4000円加算されている。臨時の私、ふ~ん3K手当て4000円ね。と、明細を見る度に思う。

介護はノンストップ。土日もない。臨時職は日曜出勤は一応なし。土曜は交代で一人勤務して平日に代休を取る。祝日は超勤扱いで担当の訪問介護先を回る。当然、同じ仕事をしても登録さんよりうんと安い家事も介護も時給1080円。

二週続けて土曜出勤したが、税金対策の人の分まで平日に仕事が入っているので、平日に代休が取れる見通しがない。本日は貴重な休日の予定が、日曜勤務の登録さんが風邪。その人の分、出勤になってしまった。11月は風邪引きも多い。中年主婦の多い登録さんは年中、家庭の事情で休みを取るし、腰痛で動けない時期が定期的にある人も出る。

ハイハイ、臨時の出番よ。日勤スケジュール表に移動時間なしでびっしり書き込んでダッシュする。トイレにも行けない。水分補給に水筒持参。ひと仕事終えて、次の訪問先へダッシュのエンジンキーを回して、グッと水筒のお茶でノドを潤す。大きな声を出さないと聞こえない高齢者宅ではかなりノドも酷使している。

カレンダー通りに閉まっている事務所を開けて、無人の事務所からヘルパー車のキーを取り、人気のない駐車場で薄ら寒いボロい軽四のヘルパー車のエンジンをふかす時、思わず薄い今月の給料の明細が浮かぶ休日出勤。今日、ぬくぬくだらだら休んでいる人たちの何分の1であろう金額が。

こんな中年のおばさんに転職先はないだろうし、たとえ代わっても介護の現場の給与は似たり寄ったり。こんな薄々な人件費が日本の介護を支えとるんですわ。

あぁ~貧困社会福祉国家。

軽くて・汚れがつきにくく・動きやすく・
薄い給与でもあったまるユニクロのウォームビズが
貧福祉の現場のみなさまおすすめよ~ん