ちゅんが続いたので、ふぃんの話をしょう。
写真は朝食時の息子の膝でくつろいでいるところだ。
13年前ふぃんふぃんがはじめて家にきた日から話を始めよう。
車庫の奥に入り込んで鳴いていた。
『どこかに行ってよね。』
家には病気猫もいるし、私は猫アレルギーの喘息持ち。
餌をやると居着くから、やりたいけど、さわりたいけど
無責任な愛は猫にかわいそうだから
見ないふりをして通り過ぎた。
2日目、まだ同じところにうずうまっている。
手のひらに乗りそうな子猫だ。
牛乳をやってしまった。
『のんだらどこかに行ってよね』
ちゃんと言い渡した。
3日目の朝、
『○○く~ん』
2階で寝ている息子の起きる時間。大声で呼んだ。
返事は息子でなく、外から
『にゃ~!にゃ~!』
必死の声が聞こえてきた。
お腹もすいているだろう。
またしても牛乳を持って出てしまった。
仕事に学校へと出て行く家族のみんなから母は喘息持ちだから
『拾ってはダメ!』
と、固く禁じられた。
洗濯物を干しに出ると足元にまつわりつく。
でっかい野良がうろついている。
子猫があぶない。
とっさに抱き上げて、
家に…
あらら~入れてしまった。
当事ホワイトハウスに住んでいた白黒猫ソックスにそっくり。
ここは日本だから『タビ』と命名。
前の猫に買って、小さすぎたからと放置してあった青い首輪もたまたまあった。
タビに付けたらよく似合う。
もともと飼い猫だったたらしく、
トイレも一回で覚えた。
室内で飼われていたのかもしれない。
夕刻帰ってきた家族全員から言われてしまった。
『やっぱりね。母さんが家に入れると思った。』
病気の白い牝猫のユキの方はうるさそうに睨んでいるが、
タビの方はお母さんと思ったのか頓着なしに甘えに行く。
白猫は病気とは言え子育て経験者だから、
めんどくさそうにしっぽで遊んでやることはやっていた。
ユキにはもう死期が迫っている感じだったが、
突然の闖入者のちょっとだけ元気が盛り返した。
あれは母性を呼び起こされた
最後の命のかがやきみたいだった。
毎日だめかと思った日々が一ヵ月も経過した日、
ユキは大好きな夫の朝食のテーブルについている大きな膝で息絶えた。
その夫ももう居ない。
タビは鳴き声から
『ふぃんふぃん』と呼ばれるようになり、
拾った私を母親と思ってか、
膝に乗る前にはでにぎにぎとお乳を飲む仕草を必ずする。
夏は衣服が薄いので母ちゃんの膝は痛い。
畳に新聞を広げると上に乗っかって座る。
本を読んでいると読んでいるページの上に座る。
パソコンを打っていると
痛いニギニギをして必ず膝に手を乗せる。
すぐに家に入れてやらなかった3日間は恐怖だったに違いない。
3つ子の魂100まで。
いまでもとてもこわがりのおびえ猫だ。
すぐに家猫にしてやればよかったと後悔する。
ある作家が生まれた猫を飼えないからすぐに殺す、避妊よりは良い
文章にして発表。物議をかもし出していると昨日の新聞で読んだ。
うちは雄も雌も避妊済み。
年に2~3度の出産。1回に3~5,6匹。
ただの駄猫のもらい手探しはたいへんだからやむなし。
お腹にメスを入れる避妊がかわいそうだとは思う。
人間のエゴだと思う。
けれど
責任もって命のある間飼う決心をしたら、
飼い主に命を委ねている猫たちと共存できる方法を取った。
最後まで家の子としてかわいがるつもりだ。
fuupuさんの言われる通り
命に大小もなく、
人間が一番エライ命だと言うのも人間のおごりのように思う。
写真は朝食時の息子の膝でくつろいでいるところだ。
13年前ふぃんふぃんがはじめて家にきた日から話を始めよう。
車庫の奥に入り込んで鳴いていた。
『どこかに行ってよね。』
家には病気猫もいるし、私は猫アレルギーの喘息持ち。
餌をやると居着くから、やりたいけど、さわりたいけど
無責任な愛は猫にかわいそうだから
見ないふりをして通り過ぎた。
2日目、まだ同じところにうずうまっている。
手のひらに乗りそうな子猫だ。
牛乳をやってしまった。
『のんだらどこかに行ってよね』
ちゃんと言い渡した。
3日目の朝、
『○○く~ん』
2階で寝ている息子の起きる時間。大声で呼んだ。
返事は息子でなく、外から
『にゃ~!にゃ~!』
必死の声が聞こえてきた。
お腹もすいているだろう。
またしても牛乳を持って出てしまった。
仕事に学校へと出て行く家族のみんなから母は喘息持ちだから
『拾ってはダメ!』
と、固く禁じられた。
洗濯物を干しに出ると足元にまつわりつく。
でっかい野良がうろついている。
子猫があぶない。
とっさに抱き上げて、
家に…
あらら~入れてしまった。
当事ホワイトハウスに住んでいた白黒猫ソックスにそっくり。
ここは日本だから『タビ』と命名。
前の猫に買って、小さすぎたからと放置してあった青い首輪もたまたまあった。
タビに付けたらよく似合う。
もともと飼い猫だったたらしく、
トイレも一回で覚えた。
室内で飼われていたのかもしれない。
夕刻帰ってきた家族全員から言われてしまった。
『やっぱりね。母さんが家に入れると思った。』
病気の白い牝猫のユキの方はうるさそうに睨んでいるが、
タビの方はお母さんと思ったのか頓着なしに甘えに行く。
白猫は病気とは言え子育て経験者だから、
めんどくさそうにしっぽで遊んでやることはやっていた。
ユキにはもう死期が迫っている感じだったが、
突然の闖入者のちょっとだけ元気が盛り返した。
あれは母性を呼び起こされた
最後の命のかがやきみたいだった。
毎日だめかと思った日々が一ヵ月も経過した日、
ユキは大好きな夫の朝食のテーブルについている大きな膝で息絶えた。
その夫ももう居ない。
タビは鳴き声から
『ふぃんふぃん』と呼ばれるようになり、
拾った私を母親と思ってか、
膝に乗る前にはでにぎにぎとお乳を飲む仕草を必ずする。
夏は衣服が薄いので母ちゃんの膝は痛い。
畳に新聞を広げると上に乗っかって座る。
本を読んでいると読んでいるページの上に座る。
パソコンを打っていると
痛いニギニギをして必ず膝に手を乗せる。
すぐに家に入れてやらなかった3日間は恐怖だったに違いない。
3つ子の魂100まで。
いまでもとてもこわがりのおびえ猫だ。
すぐに家猫にしてやればよかったと後悔する。
ある作家が生まれた猫を飼えないからすぐに殺す、避妊よりは良い
文章にして発表。物議をかもし出していると昨日の新聞で読んだ。
うちは雄も雌も避妊済み。
年に2~3度の出産。1回に3~5,6匹。
ただの駄猫のもらい手探しはたいへんだからやむなし。
お腹にメスを入れる避妊がかわいそうだとは思う。
人間のエゴだと思う。
けれど
責任もって命のある間飼う決心をしたら、
飼い主に命を委ねている猫たちと共存できる方法を取った。
最後まで家の子としてかわいがるつもりだ。
fuupuさんの言われる通り
命に大小もなく、
人間が一番エライ命だと言うのも人間のおごりのように思う。
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