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♪Purenaheartの青空散歩♪ さんがご紹介の詩があまりに今の私の気持にぴったりきたので、ココに置きます。自分の愚かさ、傲慢さに気づかないでいたみたい。
自分の感受性くらい 茨木のり子
ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
他人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
この詩に出会ったのはしばらく前の事になります。
詩の朗読会に誘われた時でしたが、
結局、その朗読会には参加できませんでした。
初めて見たときから心を打たれる詩ですので、
機会があるごとに思い出されて、小さな本の活字を追ってしまいます。
たくさんの方に読んでもらえれば嬉しい限りです。
「しなやかさ」の言葉に私は一撃喰らった。
果てしなく、遠くに、置いてきてしまっている。
いかん、いかん・・・
思い出させてもらえた事に、感謝します。
ありがとうございます♪
じゃぁ~自分はどうなのよ。
と、突きつけられた気がしました。
自分の感受性を自分に問うた時、
謙虚さが足りない事に気がつかされました。
すぐに、ムッと来る前この詩を読み返したいと思います。
purenaheartのところでプリントアウトしたのをいつでも読めるように、部屋の壁に貼っています。