この間、川崎で昭和38年に実際にだされていた給食を食べた時、当時の献立表を
もらってきました。そこに、おもしろいことが書かれているので紹介します。
”おかあさまがたへ”と書かれた文の一部です。
『前略・・・・給食費の大幅な値上げにともなって、給食の内容もたのしいものに
かわってきました。「パンの添加物がふえたこと」「くだものがつくようになったこと」
「食材料の質がよくなったこと」「量がふえたこと」などで、「学校給食はまずい」という
考え方を少しずつかえて「おいしい給食」といわれるようになり、子どもたちを喜ばせて
おります。』
どうですか?当時の給食事情が垣間見えて、おもしろいと思いませんか。現在の
給食と比べると当時の給食は貧しいものですが、それでも、当時の子どもたちに
とっては最高のものでした。私も、その当時の子どもです。当時の給食、結構
おいしかったですよ。私は、給食大好きでした。ただ、あの脱脂ミルクだけは一杯
飲むのがやっとでした。と言っても飲んだのは一年間だけで、すぐ牛乳になりましたが。