気の向くままに

終着はいつ、どこでもいい 気の向くままに書き記す

批判の言葉をお返しする

2016-12-02 19:56:41 | 日記

 評論家の大宅壮一が、昭和33年に「五十万の竹槍兵団・日教組」と題した論文を書いている。政府と激しく対立する日教組の強みは、50万人という組合員の数と経済力だという。教師の給料から天引きされた組合費は、竹槍つまり闘争資金に使われて、自民党にとって大きな脅威となっていた。

 ▼その後組織率は減り続け、現在では加入者は半減している。それでも「経済力」は健在のようだ。日教組の岡本泰良(やすなが)委員長(56)は、組合費を使って女性と夜な夜な豪遊している。週刊新潮がスキャンダルを報じたのは、今年10月だった。

 ▼岡本氏は姿をくらましたまま、先月終わりに委員長を辞任していた。タクシーチケットの不適切な使用は認めている。日教組の闘争主義にへきえきしていた大宅も、この体たらくを知ったら、あきれかえるしかないだろう。

 ▼男女平等をテーマにした「桃太郎」の劇では、鬼ケ島に向かうのは「桃子」である。建国記念の日について、「神武天皇という実在しなかった天皇が、空から高天原に降りてきて日本を治め始めたという、嘘だらけの日」と説明する。小紙は、日教組の教研集会で相変わらず報告されている、唖然(あぜん)とするような授業について伝えてきた。

 ▼もっとも以前に比べて、日教組の紙面への登場はずいぶんと減っている。小紙で岡本氏の名前を探すと、8年前の記事でようやく見つけた。麻生太郎政権の中山成彬(なりあき)国土交通相が、就任後わずか数日で辞任している。「日教組の子供は成績が悪くても先生になる」。こんな一連の失言が、問題とされた。

 ▼「辞任は当然だが、発言の撤回も謝罪もないままでは問題の解決にならない」。日教組の書記長だった岡本氏の批判の言葉を、そのままお返しする。

2016.12.2 【産経抄】

 

<👀も>

  しげと君が来ていった。

 「カメラをよく使っていたと記憶している。カメラの使い方についての意見を聞きたい。」

 ペンタックス 一眼レフと広角(18mm~55mm)、望遠(55mm~200mm)を持って来た。

 月刊のカメラ・写真雑誌を数種類読んでいるとのこと。

 これじゃ、話すことはない。

 「写真を撮っても、どの写真がいいかが分からない」と言う。・・・ 他人の評価を気にしているんだな・・・と思った。

 「自分だけの写真であれば、撮りたいと思った被写体、撮ろうとする被写体に向かって、入魂のシャッターひと押しでいいんじゃないか」 「構図、アングル」のため同一被写体に数回のシャッターを切ることもあるけど」「写真、絵、音楽、彫刻、舞踊、茶道などの評価は主観的なものだからね」。

 学校が撮った写真の中に生徒が特定できるように写っている写真を公表するときは、父兄の承諾を得ていると言う。

 学校の飲み会は地元を避けて金沢でする、酔いがまわって発する言葉を懸念しているからだと言う。

 触った、叩いた、言葉の暴力だ、セクハラだと、マスコミに取り上げられる時代である。

 昔人間には、住みにくいご時世になったなあ~。